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エディーHC「決戦の地」大分で必勝祈願。焚き火で闘志を燃やす。

2019年ラグビーW杯、準々決勝の地。エディー・ジョーンズが大分を訪問。〈前編〉

■大分空港に世界の名将が降り立った。国東市内の文殊仙寺へ。

 7月13日、金曜日。大分県国東市にある大分空港に、元ラグビー日本代表(現イングランド代表)HCの、エディー・ジョーンズ氏が降り立った。翌14日に行われる、ラグビークリニック及び「成長し続けるチームの作り方」というタイトルでの講演の為の訪問だ。空港には、歓迎に訪れた地元の人々だけでなく、今回のジョーンズ氏の大分訪問の主催者である、国東市の三河明史市長の姿も。早速、市長を含めた関係者と空港内の寿司屋へ入り、当地で採れた新鮮なネタを楽しんだ。

 ジョーンズ氏は日本代表HC時代から、ラグビークリニックと呼ばれる、選手へのコーチングだけではなく、コーチに対してコーチングのやり方を教える、という試みを日本全国を巡って行っている。今回訪れた大分は、氏が現在HCを務めるイングランド代表が予選リーグを突破した場合、準々決勝の為に訪れることになる地だ。

「国東市の三河市長をはじめ、皆さんの歓迎を感謝しています。お寿司をつまみながら、大分の歴史や面白い話しを、色々と聞かせて貰いました」

 

 昼食を終えると、一行は国東市内の文殊仙寺を訪問。護摩祈願と呼ばれる、願い事を書いた木材を使い、焚火を行うという仏教儀式の一つを行った。氏の祈願は勿論、来年のワールドカップでの優勝。

「予選リーグを1位と2位で勝ち抜いてきたチーム同士が戦う、準々決勝。ラグビーワールドカップの歴史上、ここで大きな番狂わせが起こったり、壮絶な僅差の戦いが繰り広げられることもよくあります。次に大分の地に来る時は、来年のワールドカップの準々決勝。焚火を見ながら、大勝負へ向けての想いが更に熱くなりました」

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エディー・ジョーンズ


 



1960年、オーストラリア、タスマニア州バーニー生まれ。オーストラリア人の父と、日系アメリカ人の母の間に生まれる。1990年代初頭まで、当時オーストラリアの最有力州チームだったニューサウスウェールズ州の代表として活躍、その後引退し、コーチに転身する。2003年、オーストラリアの代表監督としてW杯準優勝、2007年、南アフリカのテクニカルアドバイザーとしてW杯優勝。2009年、サントリーのゼネラルマネージャーに就任。2010年度より監督も兼任し、日本選手権優勝。2012年、日本代表ヘッドコーチに就任。2015年のW杯では、世界的な強豪南アフリカ代表に歴史的な勝利をして、ラグビーファンだけでなく日本中の注目を集めた。現イングランドの代表監督。イングランド代表に就任してからチームは連勝街道を走り、今年2月のシックスネーションズが始まるまでは23戦22勝。今年のシックスネーションズは、3敗を喫したがまだチームは成長過程。2019年、日本で開催されるラグビーW杯での優勝を見据える。


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