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つるの剛士「未来は絶対、明るい!」と言えた理由

世のため人のためになりたい 〈価値観を揺さぶる1WEEK〉第7回

新刊『バカだけど日本のこと考えてみました』を上梓したつるの剛士氏に、自身の未来について聞いてみた。

■今度は妻の夢を叶えたい

――『バカだけど日本のこと考えてみました』では、「ニッポンの未来は絶対、明るい!」という熱いメッセージを読者のみなさんに伝えていらっしゃいますが、つるのさんご自身の未来はどうでしょうか? 将来の夢や目標はありますか?

つるの:今も昔も「世のため人のためになりたい」という大きな夢というか目標がひとつあります。両親からもそういう人間を目指すように言われてきたので。また、理想を言えば、自分が死ぬ時には笑っていたいですね。人間って、生まれてくる時は自分が泣いていて周りが笑っている。だったら、反対に死ぬ時は、自分が笑っていて周りが泣いているっていうのが理想的なんじゃないかなと思っています。

 もう少し身近な話をすると、僕は今、藤沢市の観光大使をしているので、藤沢市に貢献できる何かをしたいと考えています。あとは、これまで自分の夢はたくさん叶えてきたので、今度は妻の夢を叶えてあげたいですね。

 妻は元々スタイリストの仕事をしていたんですが、僕と結婚してからはずっと家の仕事を頑張ってくれていて。でも、せっかくスタイリストとしてのスキルをもっているのに、家の仕事だとなかなかそれが活かせない。僕自身、そこにずっと申し訳ない気持ちがあって。今は子供服を作りたいとか夢がいろいろとあるようなので、僕も妻の夢を全力で応援したいと思っています。

 

■最高の人生を過ごすために

――つるのさんが思う、理想的な年のとり方や今後の人生の過ごし方はありますか?

 

つるの:あまり具体的な目標みたいなものはありませんが、自分に過度な期待をせず、等身大のまま年をとっていきたいですね。実際、今の自分がやっていることも、昔は夢にも思っていなかったことの方が多いですから。自分が歌手として活動したり、ツイッターでつぶやいたことが炎上したり、それがきっかけで本を出したり(笑)。

 昔の自分が歌手活動をすることや本を出すことを目標にしていたわけではありませんし、将来の自分がこうなると思い描いていたわけでもありません。結局のところ、その時その時の等身大の自分にできることをやってきた結果、今の自分がいるに過ぎないのかなと感じています。サーフィンにたとえるなら、とにかく海に行って、その時々の波に乗って来ただけです。事前にしっかり目標や計画を立てたところで、天気予報や波の情報って、けっこう外れますから(笑)。

 結局、波のことは実際に海に行ってみないとわからない。明日の波はどうかと考えたり悩んだりするよりも、その時に来た波にどれだけ乗れるかに集中したほうが楽しいし、次にどんな波が来るのかも楽しみにしたい。たとえ期待していたような波が来なくても、その場でしか味わえない楽しみが必ずあると思います。

 そういうスタンスで、僕がこのまま年を重ねていければ、きっと自分にとって最高の人生になるんじゃないでしょうか。

 未来の僕がどうなるのか、僕自身が一番楽しみにしています。

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つるの 剛士

つるの たけし

1975年5月26日生まれ。福岡県北九州市出身、藤沢市在住。「ウルトラマンダイナ」のアスカ隊員役を熱演した後、2007年に“羞恥心”を結成しリーダーとして活躍。一躍時の人として人気を博す一方で、2009年にカバーアルバム「つるのうた」をリリースし35万枚を売上げオリコン1位を記録。続いてセカンドカバーアルバム「つるのおと」では25万枚を売上げ、トータル60万枚のセールスを記録し、以降精力的に音楽活動を行っている。将棋、釣り、楽器、サーフィン、野菜作りなど趣味も幅広い。二男三女の父親。


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