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もしも今“彼ら”がよみがえったら…きっと「右翼」呼ばわりされるだろう

明治維新150年、アメリカ人弁護士が問いかける幕末・維新の本当の価値 第6回

ヘイトスピーチとは何なのか? レッテル貼りと何が違うのか? 最新刊『世界に誇れる明治維新の精神』(ベスト新書)を著したケント・ギルバート氏は、もしも志士が現代によみがえったら、きっと「右翼」と呼ばれてしまうに違いないと言う。そのココロは?

■志士たちと同じ言動を今の時代にしたらどうなる?

 

――ケントさんは志士の最大の功績は何だとお考えですか?

 その質問の答えは難しいですね。とにかく、いったんは日本が世界の五大国になったこと、そして現在の日本の繁栄があることは、志士の功績によるところが大きいと思います。

 考えてもみてください。志士の活躍がなければ、長崎や横浜、神戸などが99年租借になっていたかもしれませんよ。香港やマカオのように。日本人の先祖たち、志士たちは、そういったことから日本を守ってきたわけです。

 こういうことを言うと、最近はすぐに「右翼」だと言われます。まあ、それ自体はいいでしょう。広い意味ではヘイトスピーチですが、それでも表現の自由の範囲です。私たちも共産主義の息のかかった人たちを「左翼」と呼んでしまいますしね。

 でも、もし幕末の志士たちが現代の日本によみがえったらどうなりますか? 彼らの言動は、100%、間違いなく「右翼」と呼ばれることになるでしょう。日本を守れ、軍事力を強化せよ、国力を高めよと言うのですから。

 おかしいですね。日本人はみんな志士が大好きなのに。どうしてこういう議論が今まではされてこなかったのでしょうか?

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ケント・ギルバート

1952年、アイダホ州に生まれる。1970年、ブリガムヤング大学に入学。翌1971年に初来日。その後、国際法律事務所に就職し、企業への法律コンサルタントとして再来日。弁護士業と並行してテレビに出演。2015年、公益財団法人アパ日本再興財団による『第8回「真の近現代史観」懸賞論文』の最優秀藤誠志賞を受賞。著書に『儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇』、『中華思想を妄信する中国人と韓国人の悲劇』(ともに講談社+α新書)、『リベラルの毒に侵された日米の憂鬱』(PHP新書)、『日本人だけが知らない世界から尊敬される日本人』(SB新書)、『米国人弁護士が「断罪」東京裁判という茶番』(小社刊)などがある。


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