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今さら聞けない「ダイバーズウオッチ」の基礎知識

【今さら聞けない腕時計の基礎知識(5)】腕時計を語るうえで欠かせない基礎知識&基礎用語を徹底解説!

【ダイバーズの特徴2】
JIS規格で200m防水以上が必須条件

写真を拡大 【写真1】水深を示した文字盤の防水表示

 日本で原則的に「ダイバーウォッチ」と名乗ってよいのは水深200m(20気圧)以上に対応するものに限ると、JIS規格により定められている。文字盤の防水表示を見れば、その数値がわかる(【写真1】)。

 

【ダイバーズの特徴3】
ベゼルで「ボンベの残量時間」を計測できる

 ダイバーにとって、潜水中における酸素ボンベの残量の誤差は文字通り生死に関わる。潜水前にベゼルをセットすることで、「今、どれぐらい潜っているか」を目視することができ、正確な残量時間を計ることができる。

 では実際にこのベゼル、通称「逆回転ベゼル」を使って、経過時間を計測してみると…。

写真を拡大 【写真2】逆回転ベゼルを使った計測方法

 ちなみに【写真2】の手順1でセットしたベゼルが誤って時計回りしてしまうと、酸素ボンベの残量が実際より多く残っているかのように誤表示されてしまう。こういった事故を防ぐため、反時計回り方向しか回転しないような仕組みになっている。

 

 ダイビングに使うだけでなく、ファッションウオッチとしてもタウンユースで愛されているダイバーズ。ぜひ1本持っておきたい。

 

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