■5000円以上・3万円以下、が全国の「多数派」

写真を拡大 【グラフ⑴】Q. あなたが1ヶ月で、趣味のものに自由に使えるお金はいくらですか?(食費や光熱費などの生活必需品を除く)*集計協力:Questant

 【グラフ⑴を参照】だいたい1万円〜3万円の間が最もコアな層になっており、自分の趣味に5万円以上使えるという人は全体のわずか6.2%。今回の調査では、大学生は全体の半分で、他は専門学生や社会人、フリーターと、あらゆる職業・立場の「18-22歳」が含まれてる。ちなみに全国大学生協連が発表した最新の学生生活実態調査によると、2017年度の大学生の仕送り平均額は72,980円、アルバイトなどを含めた収入合計が123,890円なので、家賃などを除けば確かにそれぐらいが妥当なラインかもしれない。

 では、さらに、ファッションにはいくらお金をかけているかというと…。

 

■3人に2人が「1ヶ月1万円以下」というリアル。

写真を拡大 【グラフ⑵】Q. あなたが1ヶ月でファッションに使う金額はいくらですか?*集計協力:Questant

 【グラフ⑵を参照】「2万円以下」という層がほとんどで、実に全体の62.4%、だいたい3人に2人は「1万円も使わない」という結果に。1シーズンで考えると、平均3万円ずつファッションにお金をかける、というのが全国平均のようだ。これを見ると、「お金をかける18-22歳」は原宿のようなおしゃれな街では増えているとはいえ、それは全国でいえばまだまだ目立った動きはないようだ。

 しかし、平均1〜3万円の「趣味に使うお金」から出していると考えれば、「限られた予算(お小遣い)の中からでも、洋服にはある程度お金をかけている」とも捉えることができる。使う金額が少なくても、ファッションに対する関心が薄まっていると結論づけるのは、やはり早計と言えるのではないだろうか。

 次回は、再び原宿のスナップの声に戻り、全国的には多数派の「2万円以下」派と、原宿で増加中のファッションにお金をかける「5万円以上」派、ふたつの両極の層の声を詳しく拾ってみたいと思う。