その後、『ゼロ年代の想像力』がヒットしはじめて副業のほうが忙しくなってきます。そこで、もう一度交渉して本業のほうを週3にしてもらいます。まあ、給料も5分の3になりましたけど、本当に理解がある会社でした。ちなみに、今のように副業がブームになる10年くらいの前の話ですね。

 物書きの世界は一念発起して会社を辞める人も少なくありませんが、僕は0か1かという世界が好きじゃありません。それに、お金で苦労したくなかったので、まずは副業でできるように転職活動をし、物書きとしての仕事が忙しくなるに連れて会社と条件交渉。その度に給料を引き直してきました。

 

 働き方としては、「お金で時間を買う」ことも実践していました。アクセスの良い街中に住んでいましたし、必要ならタクシーもバンバン使う。今でもそうですが、当時からそうやって考えていましたね。その代わり、本当に人の2倍働いていましたけどね。

〈明日の質問は…… Q7.「今年で40歳。どんな40代を過ごしたいですか?」です。〉