【日本酒がもっと旨くなる!「温度と味」の関係の秘密】 | BEST T!MESコラム

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日本酒がもっと旨くなる!「温度と味」の関係の秘密

いつもの一杯がもっと美味しくなる! 日本酒の呑み方①

 

 

日本酒の魅力のひとつは、繊細で複雑な味が楽しめるところにある。

その繊細さゆえに温度に敏感に反応し、

5℃違うだけで味わいが大きく変わる。

より美味しく飲むなら、好みの温度と特徴を知っておきたい。

「日本酒の飲み方には0℃から60℃ぐらいまでの

温度帯があります。一般的には温めるほどに香りが開き、

日本酒の要素であるアミノ酸をはじめ、

その他の酸味を感じやすくなるので、旨味が膨らんできます。

また、温度を高めるにつれアルコール度も強く感じます。

アルコールは刺激ですから、舌がピリピリと痛むような感覚を覚えます。

逆に冷やすことで、すっきりとシンプルになります。

香りが抑えられ、冷たくすればするほど、味が引き締まり、

辛口、ドライになります。アルコールを感じなくなるので、

飲みやすくなるのも特徴です」(トータル飲料コンサルタント・友田晶子さん)

日本酒の種類によっても、燗酒向き、冷酒向きがある。

「基本的にすべての日本酒に燗酒NGはありません。

その上で、より個性を楽しめる温度帯が推奨されています。

吟醸や生酒など、華やかでフルーティなタイプは冷やした方がおすすめ。

燗酒が好みなら、本醸造や純米、生?、山廃など、

昔ながらの味の濃いタイプは、ぬる燗や熱燗にすると個性が楽しめます。

最近では瓶のラベルに冷酒向き、燗酒向きの表記があるので、

参考にしてください」

こうした温度帯や種類の特徴を理解していれば、

好みのものを探しやすくなる。

また、お燗を付ける際は日本酒のデリケートな風味を

壊さないように気を配るのが肝心だという。

「熱すぎると香りも味わいも飛んでしまい、

せっかくの美味しいお酒を台なしにしてしまいます。

日本酒は繊細で、昔はどの料理屋にも「お燗番」がいたぐらい、

本来お燗は難しい作業なのです。

自宅でお燗にするなら、ダラダラと温めず、

鍋の前に立って、温度を見ながら引き上げるよう心がけてほしいですね」

監修/友田 晶子さん

日本料飲ビジネス研究会会長。藝術学舎非常勤講師。トータル飲料コンサルタント。食に関する一般向けセミナーをはじめ、酒販店や料飲店など、プロ向けのコンサルティングを行う。著書に『世界に誇る国酒~日本酒~』(ギャップ・ジャパン)など。

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