戦闘機とサメの歯からインスパイアされたAJ5【エアジョーダン秘史(5)】 |BEST TiMES(ベストタイムズ)

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戦闘機とサメの歯からインスパイアされたAJ5【エアジョーダン秘史(5)】

1985年の1stモデルから今なお続くレジェンドバッシュのヒストリー。

ロゴ類の変更のほか、レトロでは
シルエットが若干ファット

写真を拡大 サイドに「23」、つまりマイケル・ジョーダンの背番号をナンバリングとして入れるディテールがAJ5から始まった。

 AJは'97年からジョーダン・ブランドの製品になったため、それ以降にリリースされた復刻版はナイキロゴをジャンプマンロゴに置き換える変更が行われている。'99年発売のレトロは、ロゴも含めてオリジナルとまったく同じ内容だったが、その後のモデルでは徐々にナイキからジャンプマンロゴへの移行が行われた。なお、オリジナルのタン裏ロゴが逆さまになっているのは、当時はタンを裏返して履くことが流行っていたためだ。

写真を拡大 左から順に、歴代AJ5のシュータン、シューレースストッパー、シュータン裏、インソールの変遷。

 まずジャンプマンロゴの入った「シュータン」では、'99年版のレトロでロゴ周りの縁取りが大きく、タンの上側にまで達しているのが特徴的な変化。「シューレースストッパー」は、オリジナルと'99レトロで型押しされていたディテールが、'06年にジャンプマンロゴのプリントに。また面白いのがタン裏の「AIR JORDANロゴ」で、オリジナルでは上下逆さまに縫い付けられている。「インソール」は'99年の段階で、NIKE AIRロゴからジャンプマンにシフトしているのが見受けられる。

 

 

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