もうすぐ節分！ 恵方巻きとワインの相性は？

人生を変えるワイン学 第37回

竹内 香奈子

ビジネス・自己啓発 2018.02.02

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☆Tinto Pesuquera Crianza’10
（ティント・ペスケラ・クリアンサ）

 

　ブドウ品種はピノ・ノワールではありませんが、熟成している赤ワインなので醤油の熟成の香りと似ている要素をもつので恵方巻きとよく合います。
「クリアンサ」とは、樽または瓶で最低2年以上熟成、そのうち最低1年以上樽熟成と決められています。ですから、クリアンサと書かれたワインは熟成されているワインとなります。熟成しているワインを選ぶポイントになりますね。
　ブラックプラムとナツメグやクローヴの香りがします。ジューシーで凝縮した味わい。

タイプ：赤ワイン
産地：スペイン
ブドウ品種：テンプラニーリョ100％
価格：3,440円（税抜き）

☆Rose Petillant ichigo
（ロゼ・ペティアン・イチゴ）

 

　オレンジがかったピンク色。細かな泡で微炭酸。イチゴという名前のとおりイチゴの香りがします。果実の甘みとやわらかな酸、ほのかな苦みが心地よい味わいです。ワインの果実の甘みと酸がほんのり甘酸っぱい酢飯とマッチします。よく冷やして飲みたいペティアンです。

タイプ：ロゼ　微発泡
産地：フランス　ロワール
ブドウ品種：ピノドニス80％、ガメイ20％
価格：2,560円（税抜き）

 

　いかがでしたでしょうか。
　今回頭に入れていただきたいのは、以下の3つです。

①にぎりとワインを合わせるポイントはネタとつける調味料

②恵方巻きとワインを合わせるポイントは海苔と醤油

③恵方巻きと最も相性がいいのは、ピノ・ノワール

 

　いまや全国のコンビニでも売られている恵方巻き。コンビニでは、ワインの種類も豊富になっています。あっ！恵方巻き食べるの忘れてる！！と帰宅してから気づいてもコンビニなら気軽に買いに行けますよね。
　ワインと一緒に合わせて食べてみては？

　これから、このような具体的なシーンを通して、ワインの楽しみ方、そして何よりワインの美味しさをお伝えしていきたいと思います。
　次回をお楽しみに！

＊この連載は隔週水曜日更新予定です。

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