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【50代からの賢いお片づけ】家財整理の現場で起きる「法外な」請求への対策、「意外な」高額査定の活用法《人生のつなぎ方②》

◼︎ゴミから宝へ⁉️ 捨てる前に、まず査定

書画なども査定品となり、真贋の鑑定も含め、査定される。ときには博物館級のお宝も出回ることがあるといわれる

 

 50代からの家財整理の課題はともすれば、年月かけてストックされてしまった家財の不用品を「ゴミだから捨てるしかない」とあきらめてしまうケースが多いかもしれない。しかし、「誰かにとって不要なモノが誰かにとってのニーズとなる」ことは今の時代、フリーマーケットアプリの趨勢を見ても明らかだ。

 では、そうした不用品となった家財ではどのようなものが「買取」の対象となるのだろうか?

「家財でいうと家具・家電がメインとなります。家具は小型家具から大型家具まで買取が可能となります。ただしノンブランドや壊れているものは買取が厳しくなっております。現在イケアさんニトリさんなどで、新品でおしゃれな家具がリーズナブルな値段で購入できるため、中古家具市場は数年前に比べてかなり落ち込んできています。家電製品は、原則5年以内ではないと買取が厳しくなっております。大型家電は5年より少し経っていても買取可能な時もあり、逆に小型家電は3年以内でないと買取れない場合もあります。後は、現物の状態によって買取の価格が変動します。例えば、リモコンや説明書の付属品などが揃っている場合などはポイントがアップします」(本田氏)

 アンティーク家具・家電やきわめて希少性の高い家財は、高額の買取の可能性もあると付け加えた上で「意外な」高額査定商品の分類を列挙した。

【高額査定品の対象となるもの(一般的)】
骨董品・中国骨董・美術品・宝石・日本刀・貴金属など
【意外な高額査定品の対象となるもの(マニア向け)】
フィギュア・ゲーム機・ゲームソフト・鉄道模型・プラモデル・玩具など

 例えば、上記の意外な高額査定品とは、補足すれば「現在では、絶版のものや製造元が消滅(=リメイクがほぼ不可能)」な「レア物」と呼ばれるアイテムである。

「業者によっても買取基準が違ったり、取り扱い商品が違ったりするので一概に買取できる・買取できないの判断は難しくなっていますが、該当する商品をすべて用意し、査定してもらうことが何より買取額を増やすことにつながります」(本田氏)

「出張買取などの場合、査定結果を買取・引き取り伝票」に起こし、お客様に、ご納得していただいてから成立の可否を決めていただきます」と本田氏

 

 家財買取は多くの場合、生活で使用された製品のリユースを目的とする場合が多いため、高価格な引き取りは一般的にも少ない。しかし、自分の愛着したモノが、また誰かの人生で使われるとしたら、モノを通じて人生、生命の循環は果たされていく。

 次回は、急成長する中古住宅、リノベーションをテーマに「人生のつなぎ方」を考えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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株式会社クオーレ
代表取締役 竹本泰志

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