■DVDが廃盤。その理由は…

 仕事もファンも増え、着エロ業界の中で彼女の名前は有名になっていった。しかし、事務所の社長の言葉に反し、撮影をするたびに確実に露出が増えていくのは他人の目からも明らか。嫌になることはなかったのだろうか。

「そりゃ、気持ちが落ちることもあれば泣いちゃうときだってありましたよ。でも頑張って、気持ちがブレないようにしてました。だって一度落ちちゃうと、もう戻ってこれないじゃないですか」

 そう俯きがちに語る彼女。私は、その泣いてしまった時のエピソードを聞いた。

「…私、廃盤になっているDVDがあるんですよ。ファンの人が教えてくれたんですけど、私のポロリ映像がメイキングにばっちり映っていたんです。明らかにNGなんですよ、あ、ごめんなさい!って私言ってるし。顔だってビックリした顔してたし。事務所の人がメーカーに抗議して廃盤にしてくれましたけど、あのままだったら…」

 メーカーはポロリがあった方が売れるため、できる限りカットしたくないもの。おそらくメーカーが意図的に入れたものだったのだろう。自分のポロリ映像が一時的にとはいえ、全国流通してしまった彼女の心の傷は計り知れない。

 
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