経団連も推奨する出会い系アプリ!「パパ活」に棲息する男女の生態を大暴露【藤四郎】 |BEST TiMES(ベストタイムズ)

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経団連も推奨する出会い系アプリ!「パパ活」に棲息する男女の生態を大暴露【藤四郎】

■パパ活女子2人目◉しおり 22歳 ネイリスト

「小柄・痩せ形・24歳まで」縛りでもう一人。都下から都内に出て一人暮らし、ネイル学校出たあとは雇われる。彼氏はおらず、愛犬を飼って愛情を注ぐ。弟が一人だが不仲。私立中学まではエリートに乗るが、自然体さから美容に進む。ジェシカと違い、画像の加工が強いが、美人と云われれば美人かもしれない。 

「エステに行った帰りだからかな・・・化粧してないんだ」

 中央線沿線で落ち合うのも小慣れてきた僕が、開口一番、画像と顔が違うことを指摘すると、こう言い訳をかましてきた。化粧せずに男に会う女がいるわけがないだろう。とかいいつつ、イジリ相手には面白いので居酒屋に向かう。飲み方がよく、居酒屋程度でおごる身には気分がいい。話もブルジョワ娘らしく、サクサクしている。そして、社会性があり、大人には感じのいい22歳だ。 

 こんな連載が始まることがわかっていれば、もう少し会話を記憶していたが、徹夜明けで失念している。それほどしおりがスッと懐に入ったのだろう。逆にいえば、先述のジェシカのような強い印象もない。喫茶店では距離を詰めて2ショット画像を撮った。ジェシカともこれをやってみたのだが、何故かオッサンと撮っているだけなのに女の子は写メにテンションが上がるらしい。この無意味な2ショは今後の好例行事にして写真集にしたいくらいだ。

 少し経って、次は都心に行く運びとなる。そして「オトナ5」を明確にLINEで確認した。日に数回LINEが入るタイミングもなんとなく把握している。ネイルサロンの休憩時間に5、6メッセージを連投してくるのも楽しみになっていた頃である。だが、僕を逆撫でする一言があった。

「わたし、お金貯めて整形手術したいんだー」 

 これは前回の連載で紹介したパターンである。貧者の核兵器、整形手術である。社会的な立場を自力で手に出来ない学歴がない人間、主に女性や芸能系の人間にとって、整形手術はもはや自分の格を上げるための鉄板の手段なのだろう。それは意味がない、というかマトモな上げ方がたくさんある旨を年輩者として伝えると、素直に従う返事が来た。ただし、ここからが問題である。

 なんと愛犬がソファから飛び降りて骨折したと連絡が来た。これはデジャヴか。本当のことらしい。僕に動物愛護の心が少しでもあれば、共感も出来たかもしれないが、犬は興味がないに近い。形式的に慰めていたら、それを察したのか70万の治療費が必要だと云う。また、既に一度怪我していたため、ボルトの入った状態からの完全骨折と。「もう無理だろ、それ」とかは言えない。

 今、しおりはキャタピラー化した愛犬を抱いて暮らしている。

  

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藤四郎

とうしろう

年齢35歳。文学部卒。テレビ業界。出会い系やSNSを使った女性研究をライフワークにする。

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