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プロ入り直後、悩んでいた中村憲剛を救った一冊の本

中村憲剛選手12月毎日更新 Q16 座右の銘ならぬ、座右の「書」は何ですか?

本を手に取ったとき、悩んでいた

 自分がプロ1年目のときに、その本に出会えたことは本当に幸運でしたよね。やっぱり、悩んでいたんです。試合にも多く出られず、どうやったらレギュラーになれるかも分からない。でも、その一冊に出会えたことで、自分の悩みなんて本当にちっぽけなもので、サッカーができるだけで幸せじゃないかと思うことができた。自分の中で、すごく気持ちが楽になった覚えがありますね。

 太田さんのように、生きるか死ぬかのところ、それもレーサーである以前に、人として生きるか死ぬかという状況に立たされている人もいる。本の中では太田さんの弱い部分であったり、家族に当たってしまうところも含めて、包み隠さず書かれているのですが、この本を通じて自分自身も、人には弱さがあってもいいんだと思うことができました。
 今は自分の弱さを感じる機会も減りましたけど、それこそ若いころは、自分がうまくいかなくなったときなどに、何度か読み返しましたね。

明日の質問は…〈Q17 よく本を読むとお聞ききしましたが、もともと読書は好きだったのでしょうか?〉です。

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中村 憲剛

なかむら けんご

プロサッカー選手。川崎フロンターレ所属(背番号14)。

1980年10月31日生まれ。東京都小平市出身。6歳のときに府ロクサッカークラブでサッカーを始め、小金井第二中学校、都立久留米高校、中央大学を経て、2003年に川崎フロンターレに加入。2016年、歴代最年長の36歳でJリーグアウォーズ最優秀選手賞を獲得。プロ15年目を迎えた2017年現在も、チームの中心選手として活躍中。


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