「ありがとう」は1日に何回も言う

 感謝の気持ちを伝えることも大切。お互い働きながら一緒に生活しているわけだから、やってもらって当たり前なことはひとつもない。僕らにとって、

「ありがとう」

 は挨拶のようなもの。ごはんを食べる前、食器を洗ってくれているとき、洗濯してくれているとき、掃除をしてくれているとき、アイロンをかけてくれているとき。

 ほとんど無意識だから、1日に10回くらいは口に出しているかもしれない。

尊敬するとまた好きになる

 ずっと一緒にいる相手を惚れ直す瞬間がある。それは相手のいいところを再確認できたときだ。

 一緒にいるときに、妻のもとへ職場の後輩からメッセージが届くことがよくある。

「この子、最近どんどん力をつけてきているんだ」

 自分のことのように嬉しそうに話す妻。後輩からも慕われている様子がわかる。

「(……きっと、面倒見がいい先輩なんだろうな)」

 明るい性格だから誰からも好かれるだろうなとは想像していた。こうして実感する出来事があると、ますます尊敬するし、好きになる。

 自分に自信はない僕だけど、妻は、

「いつも友達や周りの人に気を配っているところがすごいと思う」

 と言ってくれる。尊敬してくれている、とわかると妻をもっと大切にしようと思う。

いつもと違うデートでドキドキさせる

 付き合いの長い恋人同士の場合、「いつもの待ち合わせ場所」「いつもの店」「いつもの洋服」と、デートがマンネリになりがちだ。

 もちろん、ふたりだけが共有している「定番」があるのは素敵なこと。でも、長く続いていくためには、ときどき「ちょっと特別」を取り入れることが大切だ。

 たとえば、新しい洋服を着て、髪型をばっちりきめていくこと。

「あ、かっこいい」

「やっぱりかわいいな」

 って思わせることができれば、お互いにドキドキし合える関係でいられるし、もっと大切にしようと思えるから。

 僕は、夫婦になった今でも妻と出かけるときは、髪型をセットしたりメガネをかけてみたりしている。妻がどんなリアクションをするのか楽しみだし、

「その髪型、いい感じだね」

 と褒(ほ)められると、めちゃめちゃテンションが上がる。次はどんな格好で行こう……とワクワクしてしまう。

 相手の笑顔を思い浮かべれば、出かけるまでの過程までも楽しくなる。それは、長く一緒にいる恋人への敬意のような、一生欠かすことのできないマナーだと思う。
([Keyword1 ずっとドキドキ]了)

明日12月13日(水)は[Keyword2 そばにいる奇跡] を先行配信します!