「なぜ自分を抑えてしまうの?」ストレスの原因を明確にし、人生を好転させる法【久瑠あさ美・連載第11回】 |BEST TiMES(ベストタイムズ)

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「なぜ自分を抑えてしまうの?」ストレスの原因を明確にし、人生を好転させる法【久瑠あさ美・連載第11回】

久瑠あさ美のメンタルトレーニング実況中継【第11回#2講評】

■抑えこんでいた自分に気がつく

久瑠:同じことが「現在役に立てていること」を見返した時に、ほとんどがMustになった理由でもあると思います。「自分をタイトにすることによって、よりよい世界へ行く」という甲斐荘さんの在り方のなかで、唯一、「楽しいか楽しくないか」「やりたいかやりたくないか」というものが封印されてきてるような気がするんです。そうすれば、たしかに迷わなくなりますよね。

そういう迷いの払拭の仕方を過去にもしてきたし、現在においても、そのやり方で今この瞬間まで生きてきている。

甲斐荘:そうですね。

久瑠:だから、そうでないものに出会ったときにすごくフラストレーションが溜まる、ストレスを感じる。

甲斐荘:そうですね。

久瑠:これ、自分自身はそれでいいかもしれないけれど、甲斐荘さんにとって「当然なことをしない人」に対してはどう感じますか?

甲斐荘:別に自分だけが困るんだったらいいんだけど、「いや、お前がそれできないと他の人が困るんだよ」ということに関しては、やっぱりすごいフラストレーション溜まります。

 だから、「できないんだったら、できないって言ってくれよ」とか「ちょっと相談してくれよ」「ギリギリになってから「間に合いません」とか言うなよ」と思ってしまって。自分がコントロールしたくなってきますよね。

久瑠:やっぱり、自他共にちゃんとやりたいんですよね。でもそうすると、甲斐荘さんと関わると、一緒の視点で働ける場合はそれでいい。けれど、そうでない場合はすごい劣等感を感じますよね。

甲斐荘:そうかもしれないですね。

久瑠:甲斐荘さんがやってることは理に適っている正しい世界で、一方それをできてない人間に非常に厳しいよね。もうぐうの音も出ない。

甲斐荘:完全に追い詰めてますよね。

 


Memo

自分の姿に気づいたことで、甲斐荘さんのマインドはこれからどう変化するでしょうか


 

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久瑠 あさ美

くる あさみ

久瑠あさ美 メンタルトレーナー/作家
「ff Mental Room」(フォルテッシモメンタルルーム)代表。

トップアスリートのメンタルトレーニングに積極的に取り組み、注目を集める。
企業経営者、各界アーティスト、ビジネスパーソンなど個人向けのメンタル

トレーニングを行い、延べ10万人を超えるクライアント実績。
企業や自治体への講演活動や人材教育、「潜在能力を引き出す突破力研修」など
潜在的な力を引き出す人材育成プログラムを開発。
医療、介護に特化したマインドプログラムにおいては、空間創りから参加するなど
活動は多岐に渡る。
毎月開催される本格的な体感トレーニングを行う<心を創るマインド塾>や
<メンタルトレーナー養成塾>や年2回の〈春期・秋期「マインドの法則」
~3日間“心の実学”集中セミナー〉を主宰している。
『鏡面感覚トレーニング』、『コラージュトレーニング』など感性を高める
実践的レッスンも行っている。雑誌・テレビ・ラジオなどのメディア出演も多数。
著書に『人生が劇的に変わるマインドの法則』『このまま何もしないでいれば
あなたは1年後も同じだが潜在能力を武器にできれば人生はとんでもなく凄いことになる』など累計120万部を超える。
『マインドの法則でパンデミックを生き抜く”未来を決める勇気”』がある。
最新刊『久瑠あさ美のイキザマ革命』(国書刊行会)が好評発売中。
 
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