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中村憲剛が語る、スポーツ選手のSNSの楽しさと怖さ

中村憲剛選手12月毎日更新 Q7 勝利後のSNSの更新スピードが話題です。選手にとってのSNSの活用法と重要性を教えてください!

個人のSNSアカウントを持つアスリートが増えている近ごろ。先日Jリーグ初優勝を遂げた川崎フロンターレの中村憲剛選手も、Twitterをやっているアスリートのひとり。中村選手はSNSの活用法や重要性について、どのように考えているのでしょうか?

選手にとってプラスの面も、マイナスの面も

 そこはもう、見てくれている人が楽しんでくれるかどうかですよね(笑)。そのうえで、その人たちと同じ感情が共有できる。

 一方で、SNSのアカウントが自分のものである以上、立場も考えなければならないですし、発言も考えなければならないですよね。選手にとってはプラスとマイナスの両面があるとも思いますが、僕は必ずしもマイナスだけではないと思っています。
 何より、自分のことを知ってもらえるというのが大きい。SNSを通じて、プレーだけでなく、人となりを分かってもらえますから。

 これは個人的な見解ですけど、本来、サッカー選手なんて、みんな目立ちたがり屋のはずです。もちろん、(大島)僚太(川崎フロンターレ所属)のように、「僕はいいんで」と遠慮する選手もいますけど、その彼にしても、僕からすれば、プレーで自分を表現するという点においては目立ちたがり屋の部類に入りますからね(笑)。

 
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中村 憲剛

なかむら けんご

プロサッカー選手。川崎フロンターレ所属(背番号14)。

1980年10月31日生まれ。東京都小平市出身。6歳のときに府ロクサッカークラブでサッカーを始め、小金井第二中学校、都立久留米高校、中央大学を経て、2003年に川崎フロンターレに加入。2016年、歴代最年長の36歳でJリーグアウォーズ最優秀選手賞を獲得。プロ15年目を迎えた2017年現在も、チームの中心選手として活躍中。


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