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冬、風邪をよく引く人は、「家」に問題を抱えている可能性大

「病気にならない家」6つのルール①

▼家の断熱性能が低いと、血圧が高くなる

 たとえば血圧と室温の関係。

 オムロンヘルスケア株式会社と慶應義塾大学理工学部(伊香賀俊治教授)、自治医科大学循環器内科学部門(苅尾七臣教授)、OMソーラー株式会社は、室温が血圧に与える影響について共同研究を行いました。

 そのなかで、断熱性能が高い家と低い家では、住民(50歳以上)の血圧にどのような差があるのを調査しています。その結果、断熱性能の低い住宅の住民の場合は、最高血圧の平均が128.8mmHgであったのに対し、断熱性能の高い住宅の場合は、121.0mmHgと低くなっていたそうです。

 また、床から1.1mの室温が20℃の場合、最高血圧の平均が127mmHgであったのに対し、室温が10℃にまで下がると、最高血圧の平均は132mmHgになり、血圧が5mmHg上昇することもわかりました。

 このことから、断熱性能が低く、冬、寒い家は、高血圧になりやすいということが予測できるのです。

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上郡 清政

兵庫県丹波市柏原町在住。中学2年生の時、台風により自宅が倒壊。その脆さと移った仮設住宅の寒さから家に興味を持つ。一人でヨーロッパ諸国、東南アジア諸国の家を見て回り、日本の住環境に危機感を覚え、家づくりの業界に参入を決意。病気になりにくい家の方法論を確立しその家づくりに精進する。


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「病気にならない家」6つのルール
  • 清政, 上郡
  • 2017.10.20