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長期休みに、世界の三星レストランに行くバカ(愛すべき)がいる

世界のミシュラン三ツ星レストランをほぼほぼ食べ尽くした男の過剰なグルメ紀行②

「ミシュラン三ツ星レストラン」を制覇した男がいる。男の名は藤山純二郎。その正体は…政治に「全財産」をはたいた情熱的な代議士、あの藤山愛一郎の孫! その情熱のDNAを受け継いだ、過剰なグルメ紀行をお届けする。胸やけ必至!?の1冊『世界のミシュラン三ツ星レストランをほぼほぼ食べ尽くした男の過剰なグルメ紀行』より抜粋。  

なぜ大混雑するゴールデンウィークなのか

 僕は、毎年、時間を見つけては、世界の三ツ星レストランに食べに行くのだが、特に、『ミシュランガイド』でその年の「新三ツ星」レストランが発表された時には、世界中どこへでも飛んで行って、とにかく、食べてみることにしている。いや、この習慣は、いまはじまったことではない。

「おいしい店と言われる店には行って食べてみる」のが、実は、僕の慶應義塾高校時代からの「趣味」なのだ。そのことについても、あとで詳述するが、高校生から「禁断の食べ歩き」の扉を開けてしまった僕は、大人になってからというものは、こんな旅が何十年も続いている。

 でも、それはしかたがないとしても、「新三ツ星」をはじめとした僕の「三ツ星レストラン食べ歩き」がなぜゴールデン・ウイークに出かけなければならないのか。これだけは、わかってほしい。あえて、告白しよう。なぜ、僕は成田や羽田が大混雑するゴールデン・ウイークに世界の食べ歩きをするのか。理由は簡単だ。わずか、8文字で済む。

 僕が会社員だから──。

 そうなのだ。僕はフードライターでもなければ、グルメ・レポーターでもない。もちろん、料理研究家でもなければ、レストランのシェフでもない。これまで著書もない。料理評論家で有名なあの山本益博(1948~)氏のガイド本の一部執筆はしたけれど。

パリ9区にある121年の歴史を誇る大衆食堂「シャルティエ」で。ミシュラン非掲載ではあるが、僕は100回以上は食べている。ちなみに「テット・デ・ヴォ—・ソース・グリビュシュ(仔牛の茹で頭肉、固茹でにした卵黄を使用したマヨネーズソース)」11.ユーロ(1416円)

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藤山 純二郎

ふじやま じゅんじろう

会社員

料理評論家

東京出身。幼稚舎、普通部、高校、大学と慶應義塾で学ぶ。



祖父は日本商工会議所会頭や初代日本航空会長も務め、



岸信介内閣の外相で大活躍した藤山愛一郎。



純二郎は普通のサラリーマン。



料理評論家の山本益博の薫陶を受け、



89年から『ミシュランガイド』(ミシュラン社)を片手に現在まで28年間、



世界の三ツ星レストランを食べ歩き、全119店中、114店を制覇(2017年9月現在)。



現在も、会社に長期休暇をとっては、三ツ星の美食を「胃袋に」収める。



執筆は、91年『東京ポケット・グルメ〈1992-93年版〉』(文藝春秋)、



95年から『東京食べる地図』(昭文社)、



『ダイブル−−−−山本益博の東京横浜近郊たべあるき』(昭文社)を



95年版から01年版まで記者として参加。


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  • 藤山純二郎
  • 2017.09.27