【キャンプ入門】はじめてでも、できる。ソロでも家族でも最大限に自然を満喫《至福の時間（とき）を味わうキャンプ》中編

The autumn camp where time is tasted in the nature.

ビジネス・自己啓発連載 2020.11.15

監修・田川浩徳　撮影・上野まさひろ、鈴木竜太　写真・猪股慎吾、中里慎一郎、iStok　イラスト・アカハナドラゴン

①距離で選ぶ

●行く時期によっては渋滞も考慮して、まずは近場で

　キャンプ場には、車で向かう方がほとんど。いくつも県境をまたぐ場合、かなりの移動時間が掛かるので、小さな子連れの方はまずは自宅から遠くないキャンプ場を利用するのがベター。

②設備で選ぶ

●水洗トイレ、シャワーの有無はある？

　初心者の方は、「水洗トイレやシャワーはあるのが普通」と思いがちですが、女性は特に注意が必要です。一方で、近隣の温泉から湯を引いた露天風呂や貸切風呂など、お風呂が強みのキャンプ場もあります。

③レベルで選ぶ

●初心者は管理人常駐、ベテランはロケーション重視

　初心者の方やはじめての方は、何かあった時に頼れる管理人が常駐しているキャンプ場と、コテージやバンガローなど、テント以外の宿泊施設をそなえたキャンプ場がおすすめです。

④相手で選ぶ

●ファミリー・グループ・ソロ

　子連れならトイレが近くアスレチックなどのレジャーもあるキャンプ場、グループは周囲に気兼ねすることのない大人数対応のフリーサイト、ソロなら好奇心の赴くがままに、好きなキャンプ場を選びましょう。

⑤目的で選ぶ

●キャンプでしたいことから選ぶ

　豊かな大自然に包まれたい、絶好のロケーションで過ごしたい、レジャーも満喫したい…など。自分がキャンプに求めるものがわかってくるとキャンプ場選びで迷うことはなくなります。

（後編へ続く）

山と川に囲まれた自然環境で生まれ育ち、現在はキャンプの楽しさを伝えるべく、
キャンプメディア『LANTERN』（https://www.lantern.-camp/）編集長として日々奔走中。キャンプ場でのモットーは「イライラしないこと」。