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「ナンバ歩き」は日本古来の体幹トレーニングだった

体を痛めず疲れない「上野式ウォーキング法」

毎日の通勤や買い物にもナンバ歩きを活用しよう

歌川広重『東海道五拾三次 水口・名物干瓢』より

 とはいえ、左右同じ側の手足を同時に出す歩き方は、現実的ではない。そこで、現代風にアレンジしたのが上野流ナンバ歩きである。それは「腕を振る」のではなく、「腕を胴の近くに添えて、ひねりながら上下に動かす」という方法だ(イラスト参照)。

「両手を軽く握り、親指を“いいね”の形に立てて、両脇に軽く添えます。足を踏み出す側の手は、ひねりながら少し上げて、反対側の手は、ひねりながら親指を下に押すイメージで動かしてみてください。大げさに動かす必要はなく、体に沿って軽くで構いません」。

 しばらく練習すれば、どんな人でもできるようになるという。この歩き方をマスターすれば、踏み出した足に重心がかかって、スッスッと、自然と体が前に進む感覚が分かってくる。

「ウォーキング時だけでなく、通勤や買い物、散歩の時など、いつでもやってみてください。この歩き方が身につけば、長い距離も疲れずに歩けるようになりますし、坂道や階段をラクに上れるようになりますよ。何よりも、スムーズに心地よく歩けるので、『自分はこんなに歩けるんだ!』と自信がつきます。気持ちもワクワクと弾んで、歩くこと自体が本当に楽しくなってくるはずです」。

『一個人』2017年10月号より構成〉

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上野 敏文

うえの としふみ

日本ウオーキング協会専門講師、クラブツーリズム専属ウォーキングアドバイザー。1952年大阪府生まれ。ミズノ㈱を退職後、同社ウォーキングアドバイザーに就任。監修書籍に『これで身も心も軽くなる!ウオーキングの基本』(JTBパブリッシング)がある。

 


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