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「プールに行っても私は絶対に泳ぎませんでした」佐藤ママは子どものことだけを考えた

佐藤ママ流、夏休みの過ごし方③

外遊びは「無理をしない」が鉄則

 外遊びということでは、主人がキャッチボールをやらせたり、プールに行っていたりもしました。

 ただ外遊びに関しては、「無理をしない範囲で」という持論があります。親御様は、夏になるとプールや海、川などに「連れて行かなきゃ」と義務感にかられてしまいがちですが、今は夏、ものすごく気温が上がりますし、事故の危険も常にあります。

 

 だからプールも本当に気をつけていたんです。毎年誰かが亡くなるニュースを耳にするわけですから。家族でプールに行くとき、もちろん水着にはなりますが、私は絶対に泳ぎませんでした。子ども4人を溺れさせないことだけを考えて、目を離さなかったんです。浮き輪でただ浮かせておけばいいというものではありません。夏休みの目的は7月20日の終業式から「ちょっと日に焼けて、元気になって」9月1日、また学校に行くこと。その間に事故を起こしては絶対ダメなんです。

 子どもの危険を防ぐ。そのために必要なのは親の情報収集です。新聞に出てくる事故の情報、台風の情報。台風にしても昔と動きがまったく違うし、雨もスコールのように降る。足首ぐらいしか水位がない川でも、豪雨が降れば上流から一気に水が押し寄せて、子どもの背の高さぐらいになって流される可能性がある。親御様は自分の子ども時代の常識で「これぐらいなら大丈夫か」と思わず、常に情報をアップデートして安全を意識してもらいたいと思いますね。

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