✕「知らない」◯「教えて」 親の正しい「声掛け」 |BEST TiMES(ベストタイムズ)

BEST TiMES(ベストタイムズ) | KKベストセラーズ

✕「知らない」◯「教えて」 親の正しい「声掛け」

グローバル時代に通用する「究極の育て方」⑥

「知らない」で終わらず「教えて」に

 

 子どもに「~って知ってる?」と聞かれたとき、知らない場合は「あら、わからないわ。教えて」と答えます。そうすると、「仕方ないなぁ」などと言いながら、一生懸命授業の内容を説明してくれます。

 このような会話の中で、子どもはその日に学んだ知識を確認することができます。

 説明することが復習になりますし、上手く説明できない部分があれば、そこは自分でもまだよくわかっていない部分である、ということに気づくわけです。
 この習慣は、今でも続いています。医学部生になった次男は医師である主人に、習ったばかりの最新の医学知識を披露しています。主人も「なるほど」などと言いながら興味深げに話を聞いています。ただ、時々訂正をしたりしているので、もしかするとすでに知っている話もあるのかもしれません。

『究極の育て方』より構成)

KEYWORDS:

オススメ記事

小成 富貴子

こなり ふきこ

上智大学卒業。在学時スペインに1年間留学。クリニック経営やスペイン文化発信など複数の仕事を掛け持つ「働く母」。長男をイェール+東大という日米の最難関大学、次男を難関国立大学医学部に送り込む。他長男は、高校2年生時に世界ディベート大会に出場、高校3年生時に参加した模擬国連世界大会で日本人初の優秀賞を受賞するなど国際大会でも活躍。その2人の息子を育てた独特の教育法は「AERA」「バイキング」でも紹介され話題に。「どこに出しても恥ずかしくない子どもを育てる」「わが子を真の国際人に」という信念のもと、教育の専門家ではない著者がオリジナルな視点で考え、子育てに実践してきた。


この著者の記事一覧

RELATED BOOKS -関連書籍-

イェール+東大、国立医学部に2人息子を合格させた母が考える 究極の育て方
イェール+東大、国立医学部に2人息子を合格させた母が考える 究極の育て方
  • 小成 富貴子
  • 2017.03.18