アスペルガーの特徴は男脳?

 これは、男脳と女脳の違いに原因があります。女性の脳は、男性に比べて脳
梁(左右の大脳をつなぐ線維の束)が太いため、脳内を行きかう情報の量が多く、スピードが早いのです。普通、女性は男性より細かいことによく気がつくし、会話をしていても次々と内容が移り変わります。電話をしながら料理をして、ついでに片付けをするなんてことも可能です。

 ところが、アスペルガーの女性はそうはいきません。会話の内容がコロコロ変わるガールズトークにはついていけないし、他人の気持ちがあまりよくわからないので、基本的に気が利きません。同時並行処理も苦手だから、料理や片付けも得意ではありません。さらに言えば、鉄道や昆虫採集、工場見学といった男性的でマニアックな趣味に没頭する傾向も見られます。そんな「男っぽい」性質を持っているため、「アスペルガー女子」は女友達より男友達のほうが話しやすく、男友達とばかりつるんでいることが多いのです。

 要するに、アスペルガーというのは、ある種の「男らしさ」が強調された存在なのです。
 一時期、男は話を聞けないとか、女は地図を読めないとか、男脳・女脳という分類が流行しましたよね。その分類で言う「男脳」の特徴をずっと極端にしたのがアスペルガーだと理解しておけば、ほぼ間違いありません。

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