EXILE ATSUSHIらが参加した<br />3年ぶりのアルバムで<br />実力派シンガーJAY’EDがリスタート! |BEST TiMES(ベストタイムズ)

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EXILE ATSUSHIらが参加した
3年ぶりのアルバムで
実力派シンガーJAY’EDがリスタート!

EXILE ATSISHIも参加したJAY'EDの新アルバム『Here I Stand』に迫る!!

 

―ここからは収録曲の解説をお願いします。まずは1曲目の「The Paradise」について。

JAY’ED「このアルバムの1曲目、そしてライヴの1曲目をイメージして作った曲ですね。MVも作っていて、まったくダンス歴のない僕が踊っています(笑)。こんなノリノリな自分を見せたのは初めてかもと思うくらい、新しいJAY’EDが観られるMVだと思います。このMVに挑戦したことで、完全に新たな扉が開きました。これからもアッパーな曲は作っていきたいと思いましたし、もっとダンスを練習しようとも思っています」

―この曲でEXILE ATSUSHIさんからのアドバイスはありましたか?

JAY’ED「さらにもっと曲に勢いが欲しいよねって話になって、EXILE ATSUSHIさんのバンド、RED DIAMOND DOGSのドラム・FUYUさんを紹介してくださったんです。実はFUYUさん、僕の小学校の先輩で担任の先生も一緒だったという(笑)。そんな偶然も重なって曲が仕上がっていくのも楽しい経験でした。今回のアルバムは、そういったつながりが多い作品になったと思います」

―4曲目の「ずっと一緒 feat. Duran(RED DIAMOND DOGS/Made In Asia)」の原曲は、2008年にリリースして50万DLを記録したヒット曲。どのような想いで、このバージョン違いを制作したのでしょうか?

JAY’ED「いつもライヴで歌ってきた曲で、自分の代表曲だと思っている曲です。今の自分が歌うならアコースティックだったりオーガニックなアプローチにして、これからもずっと歌い続けられるアレンジを作りたかったんです。EXILE ATSUSHIさんに相談したら、RED DIAMOND DOGSのDuranさんを紹介してくださったんです。デモを聴いて最初のひと回しでヤバいアレンジになると確信できました。いい形で「ずっと一緒」が生まれ変わったと思います」

―約10年前の自分が書いた歌詞を改めて見て、何か気づいたところはありましたか?

JAY’ED「作った当時は僕も若くて今とは感覚が違いますから、歌詞の世界観には初々しさも感じますけど、逆に今はもう書けない歌詞だと思います。でも、歌詞の中で〈soul music が時を超え歌い継がれるように〉と変わらずソウル・ミュージックへの愛を歌っていたり、そういうところはあんまり変わってないんだなっていう発見もありました」

―8曲目の「P.B.E feat. 今市隆二(三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE)」は、どのような想いで制作していった楽曲なのでしょうか?

JAY’ED「EXILE ATSUSHIさんとミーティングしている時に「隆二とやってみるのはどうかな?」と提案してくださったんです。僕がLDH JAPANに所属する前から今市さんとは音楽について話をする機会があったんですけど、とにかくブラック・ミュージックが好きな方なんですよね。だから、一緒に作るんだったらR&Bやソウルの要素がある曲にしたかった。そこで、トラックメイカーのPOCHIさんと作った80年代っぽい曲をEXILE ATSUSHIさんに聴いていただいたら、「これなら三代目 J Soul Brothersにもない、このアルバムでしか実現できない曲になるね」と言ってもらえたんです。そこから僕が歌詞を考えたんですけど、気になる女性の目に吸い込まれそうになって夢中になってしまう男の想いをストーリーにしました。今までフィーチャリングするのは女性が多かったので、今回の書き方は新鮮でした。歌詞にある〈pretty brown eyes〉って言葉は、MINT CONDITIONって90年代のR&Bグループのヒット曲であったりするんですがこういったちょっとしたところで、今市さんや僕の好きなブラック・ミュージックの要素を散りばめています」

―9曲目の「明日がくるなら ~JAY’ED Solo version~」は、2009年にJUJUさんとの共演で350万DLを記録したヒット曲。ソロ曲として歌い直してみて、どんな感想を持っていますか?

JAY’ED「JUJUさんのパートはキーが高かったです(笑)。8年前に作った曲ですが、凝った作りをしていて完成度の高い曲だなって改めて感じました。このオリジナル曲は実は当時、締め切りに追われながら短い時間で制作した楽曲でして、追い詰められながらも火事場のクソ力みたいなものが発揮されて。でき上がった瞬間に、これだ! って自信が持てた曲でした。そんな当時の制作の温度感なども思い出しながら歌い直したので、またいろんな感情を詰め込めたソロ・バージョンに仕上がったと思います。JAY’EDを知らなくても、この曲なら知っているという方も多いと思いますし、新たな入口になる曲でもあるのかなと。もちろんオリジナルを知っている方には、また生まれ変わった「明日がくるなら」を楽しんでいただけたら嬉しいです」

―10曲目の「MY WAY」は、2016年に配信リリースした既発曲。映画『手をつないでかえろうよ』の主題歌としてカヴァーされた楽曲でしたが、今作に収録したことで何か感じることはありますか?

JAY’ED「当時カヴァーさせたいただいた時は、まだ〈Here I Stand〉ってコンセプトはなく、映画の主題歌として選ばれた曲だったんです。でも、改めて聴いてみたら、このアルバムのコンセプトにばっちり合っているんですよね。他の曲とはテイストが違うので、「MY WAY」を収録したことでアルバムの深みが増したと思います。この流れで聴いてもらうと、配信曲として単体でリリースした当時とはまた違った印象の「MY WAY」になると思います」

―11曲目の「Takers feat. DOBERMAN INFINITY」について。今作に参加すべくして参加したグループだと思いますが、その辺の想いについても改めて聞かせてください。

JAY’ED「ツアーやアルバム制作で忙しい5人が参加してくれて、本当に感謝しています。僕も制作に追われていたタイミングでもあったので、6人みんなが顔面蒼白状態でスタジオに現れたり(笑)、限られた時間の中での制作でした。それでも、僕としては、KUBO-Cさん、GSさん、P-CHOさんとは、DOBERMAN INC.時代に同じクルーで活動していたことも含めて、今作にDOBERMAN INFINITYは欠かせないと思っていたんです。この曲のトラックメイカーのNAOtheLAIZAも、D.I.の3人と同じくD-ST.ENT.として一緒に活動していた当時からの仲間。今こうして曲が作れることは、とても感慨深かったです。制作を通して改めてSWAYくんとKAZUKIくんの実力の高さを実感しましたし、また今後も一緒に楽曲を制作していきたいと思いました」

―アルバムの最後を飾るのは、タイトル曲であり先行シングルの「Here I Stand」。このアルバムの流れで聴くと心にグッとものがありますね?

JAY’ED「やはりこの「Here I Stand」が、このアルバムの軸になった曲だと改めて痛感しています。僕の想い、僕が今どんなアーティストになりたいかというところも含めた決意表明の曲でもあります。僕の想いそのままをひとつひとつの言葉で表現してくださったEXILE ATSUSHIさんの歌詞、僕の心の叫びを演出してくださったさかいゆうさんのピアノ。想いを伝えたいバラードなので、ライヴでも最後に届ける曲としてじっくり聴いていただきたいです。このアルバムに参加してくれた昔からの仲間、そしてLDHの新たな仲間やスタッフに支えていただいて、今僕はここに立っている。今作に付属するドキュメンタリー映像を見てもらえると、このアルバムのこと、この「Here I Stand」のこと、そしてアーティストJAY’EDのことを、より理解していただけると思います」

 

―最後に、今作リリース以降、今後の予定についても聞かせてください。

JAY’ED「今回のアルバムはEXILE ATSUSHIさんにサウンド・プロデューサーとして加わっていただいたことでとても勉強になりました。アルバムの制作のしかた、アーティストとしてどういうことを伝えたいのか、バランス的なことを含めて教えていただきました。それを今後もっともっと活かして、よりいい音楽を作っていきたいと思っています。今までの自分のスタイルを超えた、自分の常識、殻をも突き破った曲を作っていきたいですね。JAY’EDって面白い音楽を作るアーティストだねって思っていただけるように常に挑戦していきたいです」

 

【EXILE ATSUSHIコメント】
JAY'EDとは、10年来の友人で、良い意味で、ずっと音楽仲間として、
刺激しあってきた仲です。
2年前、久しぶりに話したのをキッカケに、自分の紹介でLDH JAPANに入ることになりました。

日本で最高峰のR&Bを歌えるバイリンガルなシンガーの1人ですし、自分にはできないことができるJAY'EDという素晴らしいアーティストと共に、僕が留学している間、サウンドプロデュースという形で、音楽をみなさんにお届けできることを心から嬉しく思います。

10年前から、いつかなにか一緒にやれたらイイねと話していました。
それが今回このような形で実現してとても嬉しく思っています。

また今後も良き音楽仲間として、いろいろお互いに刺激し合いながら、
今度はいつか一緒に楽曲も制作し、一緒に歌ってみたいと思っています。

EXILE ATSUSHI

 

 

 

 

 

KEYWORDS:

『Here I Stand』
DREAMUSIC      2017年6月21日(水)発売

初回限定盤[CD+DVD]MUCD-8105/6 3,800+税
通常盤[CD]MUCD-1389 3,000+税

今市隆二( 三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE)、Crystal Kayなど豪華ミュージシャンがゲスト参加。さらには「明日がくるなら」をはじめ彼の代表曲のセルフカバーなども収録。これまでの軌跡も感じられる充実の内容となっている。

JAY’ED
ニュージーランド生まれ。17歳の頃から大阪のクラブを中心に活動をスタートさせ、2008年にメジャーデビュー。最新アルバム『Here I Stand』を携えて、この夏はさまざまなイベントに出演予定。
【公式HP】jayed-ldh.jp/

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