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アンチエイジングにもなるストレッチ

お尻をほぐせば「疲れ」はとれる 第5回

通勤電車に揺られながら、最近疲れがたまっているな~とボヤくサラリーマンの方必見。疲れの原因はお尻の固さにあるのです。それを解消する最も効果的な方法はストレッチ。先ごろお尻をほぐせば「疲れ」はとれる』(ベスト新書)を上梓。「Tarzan」でもお馴染み、坂詰真二トレーナーに語っていただいた。

「ロコモ」になってしまってからでは遅い

 ストレッチは見た目だけではなく、体そのものの老化も予防します。

 いくら見た目に若々しくても、体が思うように動かない、つまり機能が衰えてしまったのでは快適な生活は送れません。

 一般に加齢に伴って運動器と呼ばれる骨、関節、筋肉などの病気や機能低下が起こり、姿勢が悪くなったり、歩行速度が低下するなどします。この状態をロコモティブ・シンドローム(運動器症候群)、略してロコモと呼びます。

 ロコモの状態に陥ると、つまずきによって容易に転倒しやすくなったり、またこのつまずきよって簡単に骨折しやすくなり、その結果長期間の入院や安静を余儀なくされ、歩行が難しくなったり、歩けなくなることさえあります。こうなると支援や介護が必要です。ロコモは、要支援・要介護予備軍と言い換えてもいいでしょう。

 このつまずきの大きな原因も柔軟性の低下と姿勢の悪化。背すじを伸ばして足を大きく振って歩くのが本来の姿ですが、猫背で足を引きずるように小股で歩くことでちょっとした段差につまずきやすくなるのです。

 残念ながらロコモになってしまってからでは、なかなか回復は難しいのが実情です。できるだけ若いうちに姿勢や柔軟性の重要性に気づき、意識して姿勢を正すととともに、ストレッチで柔軟性を保つことができればロコモのリスクは大幅に低下します。

中殿筋(お尻の側部)のストレッチ
 

『お尻をほぐせば「疲れ」はとれる』 (ベスト新書)より構成〉

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坂詰 真二

さかづめ しんじ

1966年生まれ、新潟県出身、横浜市立大学文理学部卒。スポーツ&サイエンス代表。NSCA認定ストレングス&コンディショニング・スペシャリスト、同協会認定パーソナルトレーナー。横浜リゾート&スポーツ専門学校講師。株式会社ピープル(現コナミスポーツ)でディレクター、教育担当を歴任後、株式会社スポーツプログラムスにて実業団等のチーム、個人選手へのコンディショニング指導を担当。1996年に独立後、指導と後進の育成に加え、各種メディアでも活躍。育成したトレーナーは3000人を超え、「坂詰式『正しい』筋トレの教科書』(カンゼン)ほか、多数の著書・監修書籍がある。


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  • 2017.05.09