井伊直弼(画像/国会図書館)

 今回の鑑定結果で、最も特徴的な部分は、「食神」+「病」の組み合わせを2つ持ち合わせているということである。エネルギーがそれほど強いわけではなく、リーダーシップを発揮できる「自立心」の星を持っているわけでもない直弼を支えたのは、カリスマ性であったのだと思う。先に「時代を読むカリスマ」だったのでは?と触れたが、現代に生きている私は、直弼の辞世の句、国を思う心が理解できる。当時独断で日米修好通商条約を結び、現代なお影響力のある吉田松陰、橋本左内、梅田雲浜らを安政の大獄で捕えたことでどうしても悪いイメージが付きまとう井伊直弼であるが、吉田松陰も認めていたというその才は現代になってやっと「匂ひける」のではないだろうか。

■四柱推命とは?
古代中国で生まれた「過去、現在、未来」を予見する運命学のひとつで、陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)をもとに、人が生まれながらにして持っている性格、能力、素質を理解し、その人の努力や経験で変わる後天的な運命までも予測することができる。
具体的には、生まれた日(生まれた年・月・日・時間)をもとに命式表(めいしきひょう)を作成し占っていく。なお、ここでは生まれた時間は鑑定に含めていない。
「国史大辞典」に記載されている生年月日を、「和洋暦換算事典」を用いてグレゴリオ暦に換算し鑑定している。
■用語説明
日柱の干支:その人の本質を表す重要な部分
主星(しゅせい):月柱の蔵干通変星で、その人を表す最も重要な星。主に仕事運を表す。
自星(じせい):日柱の蔵干通変星で、その人のプライベートな部分の性格を表す重要な星。

【参考文献】
「井伊直弼と開国150周年祭」http://www.hikone-150th.jp/naosuke/learn/whats/
「心を打つ美しい日本語」http://www5f.biglobe.ne.jp/syake-assi/newpage201.html