アフターコロナは汗がニオいやすい衝撃事実!今年は職場と家庭でニオイマナーが必須に |BEST TiMES(ベストタイムズ)

BEST TiMES(ベストタイムズ) | KKベストセラーズ

アフターコロナは汗がニオいやすい衝撃事実!今年は職場と家庭でニオイマナーが必須に

【専門家が解説】見落としがちな“ニオイ”ケア


 新型コロナウイルス対策のための「緊急事態宣言」が全国的に解除されましたが、政府は3密を避ける「新しい生活様式」の継続を求めており、引き続き不要不急の外出の自粛など、元通りの生活に戻るのはまだ先となりそうです。

 久々の出勤で、身だしなみのマナーには気を使うと思いますが、見落としがちなのが“ニオイ”ケア。「今年の汗は例年以上にクサくなりやすいので、ニオイケアは必須です」と語るのはニオイ研究の第一人者である五味クリニック院長の五味常明先生です。

 また、在宅時間が長くなることで夫婦関係が悪化する「コロナ離婚」が話題となっているように、今年は特に、家庭内においてもマナーが必要です。「家族に不快な思いをさせないために、家庭内マナーを見直して穏やかに過ごしましょう」と、数多くの指導実績を持つベテランマナー講師、岩下宣子先生はアドバイスします。

 アフターコロナの人間関係を良好に保つために必須な、職場と家庭で必要になるマナーについて専門家に伺いました。


■アフターコロナは汗腺機能の低下や精神性発汗でクサイ汗をかきやすい!運動不足もニオイの原因に

 「今年は、巣ごもり生活により例年より汗をかく機会が少なく、汗腺機能が落ちている可能性があり、ニオイの元となる成分濃度の濃い汗がでやすい状態です」と五味先生は指摘します。

 また、リモートワークが明けて生活リズムががらりと変わった事による緊張や、なかなか外出ができず、自宅にいる事へのイライラやストレスが、精神性発汗につながります。

 「精神性発汗は、一気にドッとかく汗のため、体温調節でじっくりとかく汗とは違い、濃い汗がでやすくニオいやすいのが特徴です。精神性発汗が起こりやすいワキは、汗がこもりやすいので特にニオイに注意が必要です」と五味先生。更に、巣ごもり生活での運動不足は、クサイ足汗につながるそう。五味先生は、「運動不足による筋力低下で血行が悪くなり足がむくむと、足にアンモニアが溜まりやすくなります。溜まったアンモニアは汗として排出されるので、ニオイのきつい汗となります。アンモニア臭には、ミョウバン入りの制汗剤が効果的です。」と語ります。

  

■同居男性がクサくてストレスに感じている女性が多数!家庭内でもマナーが必要

 制汗デオドランドブランド「デオナチュレ」を販売するするシービックが、男性と同居する30~50代の女性約300名に実施した調査によると、約7割が同居男性をクサいと思っていることがわかりました。さらに、その中の約半数はニオイがストレスとなっていると回答しています。

 「ニオイについては、家族であっても言い出しづらく、お互いに我慢をしている事がストレスとなり、それが更なる精神性発汗を起こし負のスパイラルにつながります。家の中であっても、制汗剤などでニオイの対策をすることが必要です」と五味先生はアドバイスします。

 また、家庭内マナーについて、マナー講師の岩下先生は、「家庭内マナーは難しく考える必要はありません。もし何か不満があったとしても、相手は大切な家族であることを思い出し、思いやりの心で接することが大切です」と語ります。

  

■日頃のコミュニケーション不足がコロナ離婚の危機を招く

 「新婚時代はお互いに気をつかいコミュニケーションが多くなりますが、慣れてくると連絡事項しか言わなくなります。すると、一緒にいる時間が多いのに、いつものように連絡事項しか言わないとお互い腹が立つものです。実は日頃からコミュケーションをしっかりとっている家庭は、このような事態になってもうまくやっています。この時期、家族関係がうまくいかないのは日頃のコミュニケーション不足かもしれません。しかし、今からでも大丈夫です。心の言葉で話せば、家庭内マナーの達人になれます」と岩下先生。

  

■家族は自分を映す鏡。相手を大切にしなければ、自分も大切にされない

 「家族は自分を映す鏡です。自分が相手を大切にしていなければ、相手からも大切にされません。忙しいという字は、心を失うと書きます。家族が家にいると、家事が増えるのは当然。忙しくて、自分自身に温かさがなくなっているのではないでしょうか? 男性も同様です。在宅勤務といえども忙しい仕事は変わらず、家族に無関心になっているのでは? それは“愛”がない証拠。“愛”の反対は“無関心”なのです」と岩下先生。

  

■「1日パジャマはNG!家庭内で身だしなみを整えるのも最低限のマナー

 身だしなみを整えることも、この時期に大切な家庭内マナーです。

 「自粛生活だからといってパジャマで1日いるのはやめておきましょう。誰でもだらしない人よりさわやかな人の方が好きですよね? 相手を不快な気持ちさせないことは、基本です。マナーは“相手も大切、自分も大切”にすること。社会の最小単位である家族が思いやりをもてば世界も平和になると思います」岩下先生。

 家庭内でのストレスの原因や、他人からの嫌悪感に繋がる「ニオイ」ですが、この機会に家庭内外でのマナーを見直してアフターコロナの人間関係を良好に保ちましょう。

KEYWORDS:

 五味常明先生
五味クリニック院長。体臭・多汗研究所所長。1949年長野県生まれ。一ツ橋大学商学部、昭和大学医学部卒業。昭和大学形成外科、多摩病院精神科などを経て、「心療外科」という新しい医学分野を提唱。体臭・多汗治療の現場で実践。
TVや雑誌でも活躍中。著書・監修本も多数。

 岩下宣子(いわした のりこ)先生
マナー講師、マナーデザイナー。現代礼法研究所所長。共立女子短期大学卒業。キッコーマン入社。全日本作法会の内田宗輝氏、小笠原流小笠原清信氏のもとでマナーを学び、1985年、現代礼法研究所を設立。マナーデザイナーとして、企業、学校、商工会議所、公共団体などでマナーの指導、研修、講演と執筆活動を行う。著書『大人のマナー大全』(PHP研究所)、『子連れマナー』主婦と生活社、他多数

オススメ記事