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現代の「加藤」さんはみんな、ある一人の武士の子孫!?

全国名字ランキングBEST10のルーツを解説! 第10位「加藤」さん

「加藤」の発祥は加賀介となった藤原氏

 平安時代に源義家の家臣として活躍した藤原景通が加賀国(石川県)の次官、「加賀介(かがのすけ)」に任ぜられたことから「加藤」を名乗るようになった。
「加賀の藤原は加藤を名乗った後、ほどなく現在の三重県や岐阜県に移り住みました。加藤の名字は中部地方にも多く存在します」と姓氏研究家の森岡浩さん。

 加藤景通の子孫、加藤景廉は伊勢国や美濃国などの荘園の地頭職を有して、その子孫が諸国へと枝葉を広げ繁栄していった。現代につながる加藤氏は、この加藤景廉を直接の先祖としている可能性が高い。とくに美濃国から尾張国へ移った一族からは、織田信長や豊臣秀吉の活躍によって多くの有名な武将が登場した。

 

「加藤の紋は藤原姓の下がり藤ですが、“加”の文字を加えたものも。また、蛇の目は豊臣秀吉に仕えて、肥後国(熊本県)の大名になった武将・加藤清正が用いたもので、北陸を本拠にした藤原利仁流の代表紋です」と、家紋研究会会長の高澤等さんは解説する。

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(監修)

名字監修 
森岡浩さん
1961年高知県生まれ。姓氏研究家。早稲田大学政治経済学部卒業。文献だけにとらわれない実証的な研究を続ける。著書に『なんでもわかる日本人の名字』(朝日新聞出版)、『全国名字大辞典』(東京堂出版)など。

​家紋監修
高澤等さん
1959年埼玉県生まれ。日本家紋研究会会長、家系研究協議会理事。全国各地の家紋の収集や統計的な研究を続ける。著書に『家紋の事典』『苗字から引く家紋の事典』(ともに東京堂出版)など。
 

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