目の錯覚? ディズニーランドの建物の縮尺がおかしなことになっている |BEST TiMES(ベストタイムズ)

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目の錯覚? ディズニーランドの建物の縮尺がおかしなことになっている

並んでいる時間さえも楽しくなってくるディズニーランド&シーの話

 そんな背景を知ると、レジ台がまるで銀行の窓口を思わせる作りになっているのも納得です。この銀行の名前は「SUGARMAN BANK」(シュガーマン バンク)。なんだかおいしそうな響きですよね。壁には銀行の重役の写真が飾られていますが、よく見ると彼らは「お菓子に関する名前」になっています。

■PRESIDENT(頭取)の名前:A. RICH SUGARMAN(シュガーマン)
■VICE-PRESIDENT(副頭取)の名前:I. NOAH SWEETDEAL(スウィートディール)
■ACCOUNTANT(会計士)の名前:HANS N. DECOOKIJAR(クッキージャー)
 ※正確なつづりは「COOKIEJAR」。クッキーの入れ物のこと。
■TREASURER(会計係)の名前:PHILIP D. CANDYDISH(キャンディディシュ)

 レジに並ぶ前あたりの壁には、「NIGHT DEPOSIT」(夜間金庫)も設置されています。
 お会計待ちの時間にでもぜひ探してみてくださいね。

◆「パレード中のキャラクターの目線」が体験できるアトラクション

 鉄道や車など、乗り物系のアトラクションがパークには数多くあります。そのなかのひとつ「オムニバス」では、めずらしい体験ができます。
 シンデレラ城前の周囲を1周するというシンプルなコースを回り、乗車中は各テーマランドの説明が車内アナウンスで流れます。パレード前後の時間帯には運行されませんので、一日のなかで「運営時間が非常に短いアトラクション」でもあるのです。
 おすすめは、2階の一番前の座席。景色がいいのはもちろんですが、「正面を向いて座ることができる」唯一の場所だからです。
 通常では見られない、バスの2階からのパークの景色は貴重です。ディズニーランドのパレードではフロートの上からキャラクターが手を振ってくれますが、その時の「キャラクターの目線」を体感することができます。
 ここに座るには、列の先頭に並んで待つ必要があるかもしれませんが、1回分待ってでも乗る価値があると思います。乗ったことのない方はぜひ試してみてくださいね。

『思わず話したくなる究極のディズニー』(KKベストセラーズ刊)をもとに構成>
 

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みっこ

年間パスポートで東京ディズニーリゾートに通うこと、十数年。細かな雑学等を紹介するブログを14年間書き続け、これまでに約4600のブログ記事を執筆。ディズニーホテルとオフィシャルホテルへの70回以上の宿泊経験も活かしながら、WEBライタ-としても活躍中。パークの細かな雑学やこだわりが大好物。性別年齢不詳の天邪鬼だが、実はフツーの社会人。WEBメディア「ウレぴあ総研」や個人メディア「TDRハック」にてライターとして記事を執筆するほか、女性誌やテレビ番組への取材協力などを行う。著書に『ディズニーに行く前に知っておくと得する66の知識』(文響社)、『701回通ってわかった ディズニーシーで史上最高の1日を過ごす方法』『思わず話したくなる究極のディズニー』(KKベストセラーズ)がある。

ブログ「TDRな生活」

Twitterアカウント @mikko_20100518


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  • 2017.03.18