投手コーチからの「証言」。引退して感じた変化 <br />お笑い芸人・杉浦双亮の挑戦記〈34〉<br /> |BEST TiMES(ベストタイムズ)

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投手コーチからの「証言」。引退して感じた変化
お笑い芸人・杉浦双亮の挑戦記〈34〉

チームメイトのトライアウト受験を観にいったサブロク双亮が感じたこと

■「そうすけは、まだまだできる」

 たった1年の挑戦だったけれど、それくらい見える世界が変わったのだ。

 挑戦をしてみて、かつての自分に思うことがある。そのときは一生懸命のつもりだったけれど、まだまだできたんじゃないか。全然、行動に移せていないんじゃないか。ということだ。
 僕は、動いてみたことで、体力もふくめて若返った気がする。
 芸人としても、もっと動けばよかったな……。ふと思うこともあるけれど、この歳で挑戦したからこそ感じられることなのかもしれない。

 本を出させてもらって、愛媛マンダリンパイレーツのチームメイトやコーチから証言をもらった。その中で、加藤博人投手コーチ(今年から、新潟アルビレックスの監督になる)が、僕にこう言ってくれていた。

「そうすけは、まだまだできる」

 加藤さんは、ヤクルトスワローズでも活躍した投手で、野球においては大先輩だけれど、チームにいた数少ない年上で、人生の先輩でもある。そんな加藤さんに「満足するな」というメッセージをもらって、自分の夢はまだ終わっていないんだ、と再確認した。

 プロ野球選手という段階は終わったけれど、人生が続く限り夢に終わりはないんじゃないかと思うのだ。

 まだまだ未熟。この経験を生かして、芸人としてもっともっと頑張りたい。僕の挑戦が少しでも、皆さんに何かを与えることができていたら、これほどうれしいことはありません。
 さて、約10カ月の連載、これが最終回です。本当にありがとうございました。

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杉浦 双亮

すぎうら そうすけ

1976年2月8日東京都八丈島出身。趣味はスポーツで体を動かす、地図を見る、天気を見る。特技は、球技全般(特に野球のピッチングは芸能界1の自信)、モノマネ。



オフィシャルブログ:http://ameblo.jp/360monkeys/ ツイッター:@sugiurasousuke


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