公取委が注意喚起!「ライバー」のマネジメント会社に独禁法違反の恐れ

公正取引委員会は9日、動画をライブ配信して視聴者などから収入を得る「ライバー」事務所などを注意した。
マネジメント契約を巡り、移籍や独立を不当に制限する条件を設けていることを問題視したもので、「独占禁止法違反の恐れがある」とした。
注意を受けたのは、業界最大級の「321」のほか、「Colors」、「WASABI」、「AEGIS GROUP」。
公取委によると、4社は動画配信アプリ「Pococha(ポコチャ)」を利用して活動するライバーとマネジメント契約を締結。その際、移籍や独立をけん制する目的で複数の条件を設けていたことが問題視された。
なお、4社は公取委に対し、違法性が疑われる条件を設定した理由について「所属ライバーの引き抜きを防ぐためだった」と説明したが…。指摘を受けて、契約内容を見直す意向を示したという。
文:BEST T!MES編集部
