日ハム・栗山監督の采配はなぜ、当たるのか。「代打・岡大海」に隠されたシンプルな理由。 |BEST TiMES(ベストタイムズ)

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日ハム・栗山監督の采配はなぜ、当たるのか。「代打・岡大海」に隠されたシンプルな理由。

『「最高のチーム」の作り方』を上梓した栗山英樹監督、その哲学に迫る!

■直感的だった「代打・岡」

 代打の選択肢は矢野をはじめ、ほかにもあったが、「東浜を打つなら誰か?」と考えたとき、直感的に「打つなら、岡」とひらめいた。

 まだ4回という早いタイミングでキャッチャーの大野を代えたことに、「驚いた」という声も多かったようだが、こちらとしては思い切った策でもなんでもなく、ごく普通の感じだった。

 キャッチャーは大野のほかにも、市川友也と清水優心がいる。そもそも、どうしてベンチにキャッチャーを3人も入れているのか。こういう場面で攻めていくために、わざわざ3人入れているのだ。はじめから代えるつもりがないんだったら、もうひとりピッチャーを入れておいたほうがいい。

 この試合、勝つんだったら絶対5回までに追いつかなきゃダメ。そうなるためには、ここで東浜を打たなきゃダメ。打つなら、岡。単純な発想だ。

 もちろん、1アウト満塁という大チャンスだったからこそ勝負に出たわけだが、ここだけの話、もし前のバッターがアウトになって、2アウト1、2塁になったとしても、僕は岡で勝負したいと考えていた。

 でも、コーチにそれを伝えたら、「監督、さすがにそれは……」と止められ、「そうかなぁ……、いきたいなぁ……」とあきらめきれずにいたところ、陽岱鋼がフォアボールを選んで満塁になった。こうなれば、迷わず勝負だ。
 岡は、見事に期待に応えてくれた。センターオーバーのタイムリー2ベースでついに4対4の同点、試合は振り出しに戻った。(栗山英樹・著『「最高のチーム」の作り方』)
 「直感」だと言う、栗山監督の言葉。しかし、過去の言葉を紐解いていくと、そこにはひとつの行動があることに気付く。

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残席僅少!!『「最高のチーム」の作り方』の刊行を記念し、トークショーを開催することが決定。

【開催日時】
2017年1月16日(月) 入場:18:00頃 / 開演:18:30 予定

【開催場所】
コーチャンフォー新川通り店 特設会場
(〒001-0923 札幌市北区新川3条18丁目)

【定員】
先着100名様

※書籍『「最高のチーム」の作り方』を、コーチャンフォー新川通り店書籍コーナーにてお買い上げいただいたお客様に、先着でトークショー参加整理券を配布致します。
※整理券のお取り置き、発送によるお届けはできません。参加ご希望のお客様は店頭にてお求めくださいませ。

お問合せは、コーチャンフォー新川通り店 書籍コーナーまで
(TEL)011-769-4000

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