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観光地に行かない男一人旅のススメ

現在観測 第51回

長いものに巻かれたくないアナタに! 観光地に行かない男一人旅のススメ。

「彼女がいる風の」自撮り写真で話題の地主恵亮氏が、

自慢の「妄想力」をいかした新しい旅の仕方を提案する。

 

その土地の「イフ」の暮らしを想像する

 旅行というものがある。これからの季節は年末年始に向けて、多くの人が旅行の計画を立てているのではないだろうか。まずはどこに行くのかをざっくり決める。それは東京だったり、沖縄だったり、台湾だったり、様々だろう。

 ここからはガイドブックの登場ではないだろうか。ガイドブックには観光地が紹介されている。B級グルメなども載っている。そんな情報を見て、どこに行こうか、と決めるのだ。

 

……はい、これをやめてみましょう。

 

 観光地に行く旅行も確かに楽しい。東京ならば東京タワーや、スカイツリーが観光地になる。私がオススメしたい旅行は、このような観光地に「行かない」旅行である。

 私は記事を書く仕事を行っている。数年前には47都道府県でコーラを振る、という誰にも求められていないことを、勝手にやったこともある。仕事がら、地方や海外に飛び出していることが多い。その経験から、観光地に行くな、と思うのだ。

 まず観光地に行かないと何がいいのか。目線を下げて、その場所に住む人と同じ空気を吸うことができる。そしてその街に自分の「イフ」の人生を描くことができるのだ。これが「妄想」を得意とする僕が考える旅行の醍醐味だ。

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地主 恵亮

じぬし けいすけ

1985年福岡生まれ。「デイリーポータルZ」で活躍するライター。



「彼女がいる風の」写真が話題となり、



2013年末イギリスのガーディアン紙「世界一気持ち悪い男」第1位に選出。



2014年より東京農業大学非常勤講師。



著書にテレビドラマ化された『妄想彼女』(鉄人社)、



『昔のグルメガイドで東京おのぼり観光』(アスペクト)などがある。


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