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「私達が本を読んだらどうなるんだろう」新しい学校のリーダーズ、朗読に興味津々

▲新しい学校のリーダーズ

 

 6月25日、東京・虎ノ門ヒルズで開催された「Amazon Music × Audible プレス発表会」に、作家の平野啓一郎、アイドルグループ「新しい学校のリーダーズ」、タレントの安田翔太が登壇し、音声コンテンツの魅力について語った。

 “オーディオファースト”作品をリリースしている平野啓一郎は、通勤時間や料理中にも体験できることや、思い出との結びつきなど、テキストにはない音声コンテンツならではの特性を語った。

 

▲“オーディオファースト”の作品に挑戦している平野啓一郎

 

 Amazon Music限定楽曲「Daily」を制作した新しい学校のリーダーズは、「渋谷のスタジオがほんと素敵で、雰囲気に持ってかれているレコーディングだった」と振り返った。

 音声コンテンツの未来については「声で何かを表現するアーティストとして、歌やMCだけでなく、朗読も表現方法のカテゴリーが確立していく未来があるんじゃないか」と革新的な視点を披露。「このアーティストがこの本を読んだらどうなるんだろうというワクワクするエンターテイメントが確立されたらいい」とし、「私達が本を読んだらどうなるんだろう」と夢想していた。

 

▲本の朗読についても意欲を見せていた新しい学校のリーダーズ

 

 また、Amazon Musicと新しい学校のリーダーズがともに10周年を迎えることから、会場では相互に祝福の言葉が贈られていた。

 Audibleで朗読を経験した安田翔太は、「人の声は本音を伝えてしまう道具。コンテンツの中でより本音がどんどん伝わって、相手の心を揺さぶる。そういう流れなのかな」と語った。

 

▲「音は本音が伝わる」と力強くいった安田翔太

 

 最後に宮川氏は「皆様の音楽、オーディオブック、Podcastがもたらす変革の力、声の力を伺うことができ、音声コンテンツの未来にさらなる期待をしました」と締めくくった。音楽からオーディオブックまで1つのアプリで楽しめる時代の到来を告げるイベントとなった。

取材・撮影:BEST T!MES編集部

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KKベストセラーズのwebサイト「BEST TIMES」にオリジナル記事を配信する編集部です。総合出版社として創業して55年。単行本、新書、文庫から数多の雑誌やムックの出版を通して培った取材・編集技術を駆使して、オリジナル記事を制作していきます。旬の時事ネタから教養・エンタメまで、今そこにある人や現象から、“学び生きる術” を探り、提案していきます。

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