「MCには向いていないと思う」嵐・櫻井翔、フジテレビで初の単独冠番組も厳しい声

嵐の櫻井翔(41)が5月22日放送の新特番『櫻井翔のワンナイトスタディ』(フジテレビ系、19時〜)でMCを務めることが明らかとなった。櫻井がフジ番組でMCを務めるのは、『VS嵐』最終回の放送以来、約4年5ヶ月ぶり。また、フジテレビでは初の櫻井の単独冠番組となる。
本番組は、櫻井が今話題となっているスポットを丸々一晩取材し、そこで学んだことや驚いたことをスタジオメンバーにクイズ形式で出題していくバラエティーショー。ロケ先に選ばれたのは、超高級ホテルのホテルニューオータニと、大阪・関西万博。普段見ることができない夜中の舞台裏を櫻井が徹底取材するという。
しかし、「MCには向いていないと思う」「ジャニーズファン目当ての安易な起用だ」などと、櫻井のキャスティングについては疑問の声が上がっている。
櫻井と言えば、日テレの報道番組「news zero」のキャスターを2006年から務めているが、かねてからその資質が疑問視されてきた。特に2023年3月にBBCによってジャニー喜多川氏の性加害疑惑が報じられた際は、当事者であるジャニーズタレントかつ報道番組キャスターという立場でありながら、約3週間にわたってダンマリを決め込んだ。
ようやく同年6月5日の放送で「臆測で傷つく人たちがいる」と初めてコメントしたが、この発言も「被害者への言及が薄い」「他人事のような物言いだ」と視聴者から批判を浴びた。
確かに櫻井のファンは根強く、エンゲージメントも高いことで知られている。櫻井を起用すれば、一定の視聴率確保が見込めるかもしれないが、一時薬のようなものだ。フジテレビの編成陣は考え抜いた上でのキャスティングなのだろうか、疑問だ。
文:BEST T!MES編集部