『ちはやふる』
​広瀬すず、初の単独主演映画。二部作となっており、『ちはやふる 上の句』は2016年3月、『ちはやふる 下の句』は、同年4月に公開。さらに続編の制作が発表された。広瀬は、作品のために長時間かけて練習。ここから「広瀬すずは、映画のためにめっちゃ練習する」という伝説が始まった。

 

広瀬 最初は『セブンティーン』のモデルだけだったので、たまに10代の女の子が声をかけてくれることはあったんです。でも、『ゼクシィ』さんのCMに出させていただいて、幅広い世代の方が声をかけてくれるようになり、小さい子供や大学生の男性に声をかけられるようになっていって。…不思議な気分でした。

 

——『ちはやふる』や、今回の『四月は君の嘘』もそうですが、「青春ヒロインを演じるなら、広瀬すず」という声も聞きます。主人公・すず、実力も人気もすごいです!

 

広瀬 最初に言いましたけど、運が良いだけなんです。でも、世の10代の中で、ある意味、一番青春してないんじゃないかって思うんです。「リアルな青春の日常って、どれ?」って感じです(笑)。

 

——そして、『四月は君の嘘』とほぼ同時に公開される『怒り』では、今までの広瀬すずのイメージをブチ壊すような体当たりの演技にも挑戦しています。

 

広瀬 ……『怒り』は、今までやってきて、それなりに手に入れたものを持って現場に行ったら、全部「そんなんじゃねぇんだよ!」って顔面パンチをもらった感じです。で、なんとか前に進んでも壁があって進めない、みたいな。でも、そこで倒れたら負けだから、殴られても立っていようって思ってました。

 

——相当な強敵だったんですね。

 

広瀬 はい。映画で必要だったんで、船の免許を取ったんです。沖縄で撮影してたんですけど、劇中、船のシーンになると、「このまま逃げてやろうか。これで私が逃げたら、監督困るでしょ!」って、喧嘩腰でした。

 

——(笑)。『怒り』には、かなり自分を追い込んだシーンもあると聞いています。

 

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