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「虫」イコール「昆虫」ではない?昆虫の基本を知ろう!【自由研究のヒント②】

【お父さんお母さん必見!夏のおすすめ自由研究のヒントシリーズ】昆虫の定義を知って、観察してみよう!100万種に及ぶ昆虫たち!

暑い夏が本格的にやってきました。お子様の自由研究は進んでいますか?本日から三日間、自由研究のヒントになる?大人も楽しめるサイエンス入門を取り上げていきます。今日は第2弾、テーマは昆虫。日本のファーブル岡島教授による『4億年を生き抜いた昆虫』より。

93万種に及ぶ昆虫の定義とは

 

カブトムシとクワガタ

「虫」イコール「昆虫」ではありません。わたしたちが普段「虫」と呼んでいる生物は、昆虫とそれ以外の「虫」がいっしょくたにされています。

 では、昆虫とは何を指すのかということになりますが、これは生物分類上のグループ名です。

 昆虫とは、動物「界」節足動物「門」昆虫「綱」に分類される生物を総称したものです。ただし、生物分類法は、考え方のちがいや新しい知見の反映などにより、資料によっては少々の差異があることをご承知下さい。

 界、門、綱は、いずれも生物をグループ分けするときの単位で、界、門、綱の順に細分されていきます。綱以下は、目、科、属と続きます。

 そのなかで節足動物門は、動物界最大のグループです。これまでに100万種以上が発見されており、全動物種数のじつに85%以上を占めています。

 節足動物に分類される代表的な動物には、エビやカニなどの甲殻綱、蛛形(しゅけい)綱(クモ類)、多足綱(ムカデなど)などが挙げられ、昆虫綱もここに含まれます。 

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岡島 秀治

おかじま しゅうじ

農学博士。東京農業大学教授。東京農業大学第一高等学校、同中等部校長。東京農業大学農学研究科農学専攻、博士課程修了。専門は、昆虫学、生物多様性・分類、形態・構造。著書に『日本産コガネムシ上科標準図鑑』(学研教育出版、共著)ほか多数、監修に『にほんの昆虫』(アマナイメージズ)、『学研の図鑑LIVE 昆虫』、『大自然のふしぎ 増補改訂 昆虫の生態図鑑』、『ポケット版 学研の図鑑① 昆虫』(いずれも学研教育出版)、『脱皮コレクション』(日本文芸社)、『いきもののしいく』(フレーベル館)ほか多数。


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