乃木坂46ニューアルバム『それぞれの椅子』を<br />衛藤美彩×伊藤万理華×秋元真夏が語り尽くす!【後編】 |BEST TiMES(ベストタイムズ)

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乃木坂46ニューアルバム『それぞれの椅子』を
衛藤美彩×伊藤万理華×秋元真夏が語り尽くす!【後編】

5月25日(水)に発売された乃木坂46の2ndアルバム『それぞれの椅子』を、個性あふれる選抜メンバー3人が徹底的に解説します♡

 

1st Doccumentary Movie
『悲しみの忘れ方〜Doccumentary of 乃木坂46

 
『太陽ノック』と前後して、2015年7月に公開された乃木坂46初のドキュメンタリー映画。映画のエンドロールで流れた新曲は、映画と同じタイトルを与えられ、のちにシングル『今、話したい誰かがいる』にカップリング曲として収録される。今回のアルバムでも、すべてのタイプに収録されており、この時期の乃木坂46にとって非常に重要な意味を持つ楽曲となった。

 

ーー今日のメンバー全員が参加しているカップリング曲としては、『羽根の記憶』、あと『悲しみの忘れ方』もそうですね。この時期にはドキュメンタリー映画の公開もあった中で、この2曲は乃木坂46の過渡期として非常に象徴的な楽曲というか。10年後の自分や、この先の乃木坂46がどう進んで行くのか、ということテーマに歌っていますね。

秋元 私は「羽根の記憶」のMVがすごい好きで。みんなで一緒に撮ってるのではなくて、ひとりひとり、個人のカットがちゃんと映ってるのがうれしいんですよね。あちこちで10年後の自分が活動しててっていう…まあ私の想像でなんですけど、そういう世界観で、違う場所にいるけど、気持ちは繋がっているっていう表現の仕方が、すごい好きだなって思って。歌やメロディも…『君の名は希望』とかからもつながる乃木坂46らしい曲になっていて、ファンの方にもすごく好評で。そういう乃木坂46の王道ソングの流れをたどる曲としては、ライブとかでもいつも入れていきたい曲だなって思いますね。

ーーおふたりはいかがですか?

衛藤 『羽根の記憶』の一番最後、「まだ眠る 可能性は 無限大だ」っていうフレーズので終わるんですけど、その歌詞がすごく好きですね。いい意味でも悪い意味でも…自分に向いてないなとか、これ向いてるなとかがだいたい分かって来た。でも分かってきたからこそ、自分であきらめてしまうことも増えてきたんじゃないかなって。この曲を歌っていると、可能性は無限大なんだなっていう初心みたいなものも思い出すので、そういう意味でも思い入れは強いですね。きっとファンの方の中にもそういうふうに感じてくださる方は多いんじゃないかなって。

伊藤 1stアルバムの発売が終わったタイミングで、乃木坂46がまた新しい体制になったところで、ドキュメンタリーがあったりドラマがあったりという時期に、『悲しみの忘れ方』や『羽根の記憶』っていう楽曲があった意味は、私もすごく大きかったなって思うんです。ライブの最後で歌ったりとかすると、改めて、(乃木坂46に)入った意味だったり、このグループが結成された意味だったりを思い起こさせてくれるというか。そういうことを私たちに思い返させてくれるために、何かここに、このタイミングでこの2曲が入ったのかなとも思うんです。

ーーなるほど。この時期だからこそ、意味があったという。

伊藤 今回のアルバムにもつながっていく流れだと思うんですけど、私たちがこれから変わって行く準備をしなきゃいけない、これからについて改めてみんなが考えなきゃいけないとか…。その頃からみんな個人活動とかも増えてきた気がするので、そういう状況とも重なっている気がしますね。

 

▼秋元さんが思い入れのあるという『羽根の記憶』PVはこちら!

 

 

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