秋元 レコーディングのときも、普段の乃木坂46の曲とは違うテンションで歌えるのが楽しくて。あと、すごくリズムを刻んでいるので、特にサビの部分はファンの人とかも一緒に歌いたくなっちゃうような感じだと思います。なので、ライブでダンスもつけてパフォーマンスしたらすごく盛り上がる曲かなって。もしツアーや今後のライブで披露する機会があったら、ファンのみなさんには口ずさみながら、サイリウムを振って踊って欲しいですね!

 

 

私、意外に「激しめな曲」が好きなんです!

 

ーー本当に対照的な2曲なので難しいとは思うんですが、真夏さんが個人的に好きなタイプの曲はどちらですか?

秋元 うーん、でも普段聴くとしたら『太陽に口説かれて』かもしれないです!バックで音がバンバン聴こえてくるような曲も結構好きなので…たぶん、私のイメージ的には『きっかけ』って思われるかもしれないですけど、意外と…そういう激しめな曲が好きです。

ーー確かに意外なイメージです。具体的に好きなアーティストさんは?

秋元 うーん、アレキサンドロスさんやカナブーンさん、バックナンバーさんですね。バンド系の曲はよく聴きます。

ーーそういう意味では『口約束』も面白い曲ですよね。展開されている世界観が「ザ・女子」というか、しかも女子でも、今まで乃木坂46が歌っていた学生生活の中の女の子とかよりも、ちょっと年齡が上めというか…。

秋元 今回のメンバーは全員女子校出身メンバーということもあって普段から仲がいいんです。4人で歌わせてもらえることが決まって、「(4人でやれて)よかったねー」って喜んでいたんですけど、歌詞が届いてきてみたら、すごく意外な歌詞で(笑)。なんかちょっと…うーん、華やかなかわいらしい女子校っていうよりは、その…女性のデリケートな部分というか、結婚が迫ってたり、誰かが先に抜け駆けしちゃうとかそういう部分が描かれていて。なので「なんかびっくりだね!」ってみんなで話していたんですけど、歌詞の中にはそれだけじゃなく、友情とか、私たちの仲の良さみたいなのも入ってたりとかして。で、曲調も結構爽やかだったので、その曲調と歌詞のギャップが合わさって聴きやすい曲になっているんじゃないかなって今は思います。

ーー曲調はポップでアイドルらしいのに、歌詞をよく聴いてみたら…。

秋元 えっ!こんなこと言ってるの?って(笑)。「敗北感味わう」とかそんなの言っちゃうんだ、みたいな(笑)。でも出来上がった曲を聴くと、中田(花奈)と若月(佑美)の声が低めで、私と桜井(玲香)が結構高めなんですよ。その4人の声が合わさるとサビの感じがすごくちょうどよくて、「ああ、この4人でよかったな」って思いましたね。

ーーユニットをやりたいというお話は、4人の中にもあったんですか?

秋元 思ってました!結構ずっと…MV撮ってみたいねとか、何か撮影とかあったらいいね、曲もらえたらいいね、って話してたので。ようやくこのアルバムで念願が叶って。この前も握手会で「今まで聴いた、真夏が参加した曲で一番好きになったよ」って言ってくださる方もたくさんいらっしゃって。ライブとかのパフォーマンスもすごく楽しみですね。でも私、冒頭(部分のパート)なので、そこにダンスがついちゃうとちゃんと歌えるのかなって(笑)。ちょっと、がんばんなきゃなって思っています。

ーーさて、新曲以外にも、前回のアルバム曲では収録されなかったカップリング曲でも真夏さんの参加曲が何曲かありますが、調べたら、『ロマンティックいか焼き』『そんなバカな…』『シャキイズム』『ロマンスのスタート』の4曲でした。この4曲の中で特に思い入れのある曲は…。

秋元 うーん、何だろうな…結構全部好きなんですけど、『ロマンティックいか焼き』ですかね。

ーーなるほど…実はこの曲のようなアイドルソングが真夏さんの好きなタイプなのかなって思っていたので、さっき(『太陽に口説かれて』を選んだ)のは結構意外でした(笑)。

秋元 確かに…はい(笑)。でも、これも結構乃木坂っぽくない、歌詞もちょっとふざけてて、でもノリだけで楽しめる曲っていうのもあって。この曲で思い出深いのが、普段はかずみん(高山一実)とペアなんですけど、ポジションがいろいろ変わったときに、ライブでなーちゃん(西野七瀬)とペアになったんですね。その頃その組み合わせは珍しくて、一緒にできたのがうれしかったなっていうのもあって、個人的に思い入れの強い曲ですね。

ーーその流れでいくと『そんなバカな…』も結構、コミカルな感じの曲です。

秋元 はい。ダンスも結構激しめなんですよね。途中にスクワットしてるシーンが出てきたり、握手会してるシーンが出てきたりして、ポップな感じで…。この曲は(堀)未央奈が入って来たばかりのとき(シングル『バレッタ』)のカップリング曲だったんですよね。当時、未央奈もいきなりセンターになって大変だったと思うんですけど、「ああ、この曲はちょっと楽しみながら歌えてるな」っていうのが、私は後ろのほうのポジションで見ながら安心しながら見てた思い出がありますね。

ーーあと、今回『乃木坂の詩』が初収録されていますが、先程もあったように真夏さんは復帰前で参加していないんですよね。当時この曲を、乃木坂46を離れた立場で聴いていて、どんな思いがあったんでしょうか。

秋元 そうですね…。「乃木坂がどこになんて知らなくて 僕らは何も知らずに来たんだ」という歌詞を聴いたとき、すごく結成時の心境とシンクロして…。きっとメンバーみんながそうだったと思うんですけど、乃木坂46なんて名前は誰も知らないし、地方から出てきたメンバーもいて、でもどんなものになるかもわかんないのに、ただ夢をもって飛び込んだっていう…。今のようにたくさんのファンの方がいてくださるような状況も想像できなかったですし。当時、私自身は活動してなかったんですけど、みんなたぶん同じ気持ちなんだろうなっていう思いで、頑張って!という気持ちというか…何かいちファンのような気持ちで応援してましたね。

ーーきっとファンの人たちも同じ思いですよね。一緒に坂を上ってきたというか…ファンにとっても今回この曲が収録されたのはすごく嬉しいことなんだろうなと。

秋元 そうですね。(アルバムのどのタイプでも)聴いた最後に必ずこの曲が入っているっていうのが…通して聴いたらきっと泣いちゃいますね。

 

 

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