長澤、綾瀬、沢尻にガッキー、石原さとみ…「女優大豊作時代」を振り返る。 |BEST TiMES(ベストタイムズ)

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長澤、綾瀬、沢尻にガッキー、石原さとみ…「女優大豊作時代」を振り返る。

2017年6月号で創刊20周年を迎える『STREET JACK』。そのバックナンバーを紐解きながら、当時の若者ファッションシーンを振り返ります。

 

今では当たり前?なあのジャンルが台頭してきたのも’05年。

 

写真を拡大 お金のないサロンアシスタントが古着をおしゃれに着こなすようになったことから、古着MIXブームが始まったという説が有力(SJ的に)。

 

そう、「サロンスタッフ」=おしゃれ、という認識が本格的に広まったのがこの頃。’05年前後に起こった「第2次古着ブーム」は、’90年代後半のようにヴィンテージ至上主義ではなく(第1次古着ブーム)、安くて無名な古着もおしゃれな人が着こなし次第でかっこよくなる!という意識が広がった時期でもある。それはやがて「新品だって同じ」という流れになり、ユニクロやH&M、フォーエバー21などのバリューブランドの時代へとつながっていく。

 

 

そして、サロンスタッフがもたらした「古着MIX」という新ジャンルは、原宿で多くのフォロワーを呼び、やがて「読者モデル」というまた新たなカテゴリを生み出すことにーー。

 

2005年という年は、日本のストリートファッションやユース・カルチャーにおいて、非常に大きなターニングポイントといえる年だったのだ。

 

ついでに、いくつか時代を感じさせてくれる記事をピックアップ。

 

写真を拡大 日本発、原宿発のブランドとして一躍脚光を浴びることとなった「FAT」。この頃には「SUPREME」と並び特集されるほどに成長していた。

 

写真を拡大 今となっては謎の企画「カミロボ」。一大ブームになるから!と猛プッシュするも、結果は…。まあ、いろいろ試すことは大事ですから!

 

写真を拡大 時代を感じさせてくれるといえば、デジタルギア。まだiPhoneすら生まれていない時代。最先端のデジギアといえば「iPod mini」だった。

 

 

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