素晴らしき一週間が終わる<br />お笑い芸人・杉浦双亮の挑戦記<8> |BEST TiMES(ベストタイムズ)

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素晴らしき一週間が終わる
お笑い芸人・杉浦双亮の挑戦記<8>

「連投いけそうですか?」コーチの一言で気付いたトライアウトの意義

もう一度受けたい

「もし今回ダメだったら、来年一年体を作り直してもう一度受けたい。それでダメだったら諦めよう」

トライアウトが終わって僕が思ったことだ。

受かるかどうか、まったく分からなかった。
最終成績は、

1週間の投手成績は

投球回…5回
被安打…6
四死球…1
奪三振…2
失点…1
自責点…1
防御率…1.80

成績だけを見れば、かなり上のほうだった。でも、それだけじゃない差というのは自分自身が一番感じていた。それはこれまで書いてきたとおりだ。だから、このときの思いとしては、「受かったら……いいな、難しいかもしれないけれど……」そのくらいだったと思う。まさか、いま愛媛にいるなんて想像すらできなかった。

全日程を終了し、最後にみんながあつまって「終了証」を受け取り、それぞれへの寸評をしてくれた。そこでとても嬉しい言葉をいただいた。

「チームのために率先して声を出したり、コーチャーをしてくれたりと、野球に対する姿勢が素晴らしい。そういうところはみんなも見習うべきところがあると思う」

僕としては、野球がただ楽しくてやっていたことなのだけれど、それを評価してくれる人がいるということは、すごくありがたかった。
やるだけのことはやった。
若い人にまじって真剣に野球ができる、すばらしいトライアウトリーグだった。

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杉浦 双亮

すぎうら そうすけ

1976年2月8日東京都八丈島出身。趣味はスポーツで体を動かす、地図を見る、天気を見る。特技は、球技全般(特に野球のピッチングは芸能界1の自信)、モノマネ。



オフィシャルブログ:http://ameblo.jp/360monkeys/ ツイッター:@sugiurasousuke


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