「あれ、木楽舎のカンちゃんにキタやん。二人して雑誌『ソトコト』の売れ行き調査に来たの?」

「違いますよ! 

店長が忘年会で杉作J太郎さんのトークで呼吸困難になるって言ったから、二人で来たんじゃないですか」

「あっれ。リットーミュージックのハットリくんや、シンコーミュージックの春日部くんまで?!」

「これだよ。店長は覚えていないんだなぁ、サイン会とトークショーの時間まで大将で飲んでいますからね」

「そっかぁ、悪い悪い! めっちゃ、大人数にPRしたから忘れちゃって。とにかく、来てくれてありがと」

去年の杉作J太郎サイン会&トークショー、打上げの抱腹絶倒がもったいなくて笑いの極楽・・・・いや、呼吸困難になるんだから地獄かも知れない! と、もっともっと、多くの方々にJさんの笑撃を味わって貰いたかった。

徳間書店刊『東映ピンキー・バイオレンス浪漫アルバム』である。

『トリアノン』で待ち合わせていると、マスクをしたJさんがやって来た。

いささか呼吸も荒くゼーゼーっと、トークショーが心配になる。

「風邪なんですか?」

「予防です!」

打ち上げは、例によって『魚民』にJさんファンのお客さんたちも招き入れての、期待の大爆笑トークが炸裂。

アルコールも効いたところで内山くん、Jさんを崇拝するあまり・・・・。

サイン会中の杉作J太郎さん。この人を魅了してやまない笑顔が素晴らしかった!

「Jさん! 

Jさんの文章『男一匹火の車』が最高でさ、自作の曲を作ったけんが・・・・詩を聴いて貰ってよかね?

テレパシーなどないけどよ、キミの気持ちはよくわかる

どこのどいつが好きなのか、オレじゃないのは、よくわかる・・・・

ボクはねぇ~Jさんの存在に、多大なる影響を受けとると! 勝手ながら、タイトルにいただきました」

「どーぞ、どーぞ。ただボクの文章からの、一家4人で火の車はシャレにならんでしょ・・・・恐ろしい話です」

 

「店長、ちょっと遅刻ばい」

「だってまた、中央線に飛び込み自殺だよ! この一週間で三回目って、中央線は呪われてないか?!」

「店長、まんま新刊のタイトルじゃないですか。イベントにバッチリですよね!」

「イベントでアタマいっぱいだから、潜在意識にインプットされたかぁ・・・・」

 
 
 
 
 
 
 
 
 
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