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【アーユルヴェーダ】が導く!人生を変える食生活とライフスタイル ~後編~

ヨガトラベラー・土屋愛が世界から発信するウェルネスやスピリチュアル、そして人生のこと⑩

■【ピッタ】フレッシュな野菜とフルーツでクーリングダウンを!

 

 

「火」「水」の元素を元とするピッタですが、その大部分は「火」の「熱い・激しい・鋭い」性質のため、バランスを保つためにはその対極となる「冷たい・穏やか・柔らかい」という要素を生活に取り入れる必要があります。目的意識や向上心の高い方が多いピッタにとって、「穏やか」という性質を取り入れるのにはひと苦労することもあるかと思いますが、あえて積極的に取り入れたい性質です。

 

《欠かせない食事》

塩分を控えた食事・ローフードやサラダ・フルーツ・米・氷無しの冷たい飲み物

 

《欠かせないライフスタイル》

風通しの良い涼しい場所・涼しい時間帯の運動・年に一度のファスティング

 

《避けるべき食事》

アルコール類・タバコ・辛い食べ物・トマト・生の玉ねぎ・発酵食品・ヨーグルト・赤身の肉・塩漬けされた魚

 

《避けるべきライフスタイル》

過剰な努力・ピタっとした服装・極度の運動・「忙しい」=「成功する」など自分自身に課す厳しいマインド

 

《オススメのスパイス》

フェンネル・コリアンダー(パクチー)・ミント・ディル

 

「火」の性質が強いピッタは、自分に厳しい頑張り屋さんが多い傾向にあります。責任ある役職を任されていたり、起業する方も多く、パワフルに人生を駆け抜けますが、炎は強くなりすぎると周囲までも焼き尽くし、いずれ消えてしまいます。

ピッタがバランスを取る秘訣としては、「炎をいかに安定した状態で良い燃料として保つか」にあります。そのため、アルコールや辛い食べものなど、「火」を助長する物(辛い物・アルコール・塩分)を避け、クーリングダウンすることでバランスが取れ免疫力が上がります。フレッシュなフルーツや野菜を塩分控えめなドレッシングで取ってみてください。夜遅くまで仕事をしがちですが、仕事はこの時間までと決めて休むことも大切です。「ほどほどにする」ということを人生でどれだけ意識して増やせるかが重要になります。

 

■【カファ】辛さとスパイスで燃焼の手助けを!

 

 

「水」「地」の元素を元に、「重い・ゆっくりとした・オイリー」という性質を強く持つカファがバランスを保つために「軽い・早い・乾燥している」という性質を生活に取り入れる必要があります。

 

《欠かせない食事》

軽い食事・ドライフルーツやジャーキーなどの乾燥した食べ物・蕎麦・適度に辛い食べ物・蒸した野菜・フレッシュな生姜

 

《欠かせないライフスタイル》

継続的な運動・変化のあるルーティーン

 

《避けるべき食事》

揚げ物・赤身肉・ナッツ・ケーキ・ヨーグルト・チーズ・チョコレートなどの甘い物

 

《避けるべきライフスタイル》

食事の後の仮眠・過食・間食・面倒くさがる惰性・クリエイティブな自分を否定する

 

《オススメのスパイス》

ショウガ・ブラックペッパー・クミン・シナモン・カルダモン

 

動き出すまでに時間のかかるカファですが、一度動き始めたら他のどのドーシャよりも持久力があります。体に負担がかかるような食べ物や変化のないルーティーンな行動を避け、意識的にアクティブな生活をすることでバランスが取れて免疫力が上がります。

軽い食べ物と言えばサラダというイメージがありますが、「水」の性質を持つカファは体質的に冷えやすくもあります。そこで、サラダよりも蒸した野菜を摂りましょう。そして、ソファーで横になっている自分に気づいたら、積極的に何かやることを見つけてください。動くことを敬遠しがちなカファには、フロー系のヨガもとてもオススメです。「やってみよっかな」の気持ちを人生でどれだけ増やすことができるかがバランスを保つ秘訣です。

 

 ■相手のドーシャを知ることで人間関係の良化にも繋がる

 

 

ヴァータとピッタの性質が強い私は、不規則な起床時間、辛い物やアルコールが大好きでした。目標を設定したらそれしか見えず、疲れたりストレスが溜まったらお酒で誤魔化してきました。でも、ピッタが強い人は、そうやって頑張っている自分が心地良かったりするんですよね。自分にとって心地の良い生活を続けた結果、ヴァータのバランスの乱れによる不眠症で睡眠薬は手放せなくなり、ピッタのバランスの崩れから慢性蕁麻疹(じんましん)と胃潰瘍を経験し、抗ヒスタミン剤と緑色のスライムみたいな薬(アルロイドG内用薬)を毎日飲みながら生活していました。

 

ヨガに出会いアーユルヴェーダを勉強して、苦手だと思っていたものほど実はバランスを取るためには大切なものだということを学びました。少しずつ体質とマインドを変えていき、今では薬を飲むことはほとんどありませんし、めったに風邪をひきません。

アーユルヴェーダでは、体質を変えるのに約28日間、つまり月の一周期がかかると言われています。今すぐ全てを変えるのも逆にストレスになります。まずは一日ひとつずつでも、アーユルヴェーダの知恵を借りて食生活とライフスタイルを変えてみませんか?

 

そして、この学びをみなさんのご家族や恋人にも活かしてほしいのです。相手のドーシャがわかれば、バランスを保つ手助けをしてあげられるのはもちろん、バランスが崩れている時はその理由を理解してあげられると思います。恋人がカファで出不精であったら、あえて外に連れ出してあげたり、ヴァータで落ち着きのない人だったらゆっくりと映画を見たり。ピッタの恋人がお酒や辛い物に走ったらさりげなくサラダを多めに食べさせてみましょう。ピッタにはさりげなく、がよく効くのです(笑)

 

コロナウイルスに対するパンデミック宣言が出たことで益々不安感は高まっていますし、免疫を上げる方法が数多く紹介されています。どうするべきか悩んだ時は、ご自身のドーシャを思い出してみてください。

 

コロナウィルスの一刻も早い終息とみなさんの心の平穏を願います。ぜひともこの機会に食生活とライフスタイルを見直し、体だけでなくマインドの免疫力も上げていきましょう

 

それでは、また近いうちお会いしましょう!

「ナマステ!」

 

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土屋 愛

つちや あい

ヨガトラベラー

ヨガだけでなく、世界中のウェルネス情報を発信。伝統医療・儀式・ヒーラーとの出会い・新しいクレンズやファスティング方法・瞑想合宿など、国境や文化の壁を超えた“健康世界”へご案内。鬱や過労死などが問題視される現代社会で、無理をしすぎない中道を探すお手伝いを。


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