なぜ韓国女性タレントには「うつ病」が多いのか!? ~面子と縛りで成り立つ韓国社会~ |BEST TiMES(ベストタイムズ)

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なぜ韓国女性タレントには「うつ病」が多いのか!? ~面子と縛りで成り立つ韓国社会~

あまりに多すぎる韓国芸能人の自殺者

韓国の場合、日本の芸能界と比べて現役芸能人の自殺が圧倒的に多い。…。(『韓流アイドルの深い闇』著/金山 勲より

■面子と縛りで成り立つ韓国社会

 韓国の場合、日本の芸能界と比べて現役芸能人の自殺が圧倒的に多い。
 近年の大物芸能人の自殺では、韓流ドラマ『善徳女王』などで知られるチョ・ミョンギ(52歳)が、2018年3月に、ソウル市内の自宅があるマンションの地下駐車場で首を吊っていた。

 彼はもともと、自身の出身大学で教授をしていたことがあり、その当時数名の学生にセクハラをしたという容疑が持たれていた。警察がセクハラに関する捜査を始めようとしていた矢先のことであり、動機は俳優として彼のプライドから、セクハラという破廉恥罪で警察から取り調べを受ける恥辱に耐えがたかったと見られている。

 加えて韓国では、ネットなどで日本とは比べ物にならないほどに激しい容疑者の追及がなされることがあり、彼は徐々に追い込まれていって自殺したという見方が強い。

 2017年12月には、男性アイドルグループSHINee(シャイニー)のメインボーカル、ジョンヒョン(27歳)が、ソウルにある民泊施設の部屋で倒れているのが発見され、大学病院に搬送されたが死亡が確認された。

 SHINeeは、東京ドームコンサートなどを大成功させるなど、韓国だけではなく、日本でも大人気のグループだった。

 当局は事件の可能性もあるとしていたが、部屋の中には練炭らしきものを燃やしたフライパンがあり、死因も一酸化炭素中毒だったことから練炭自殺と推定された。

 韓流ブームの火付け役となった、ドラマ『冬のソナタ』に出演したパク・ヨンハ( 32歳)も2010年6月に自殺している。

 当時は、自殺の原因としてさまざま憶測が飛び交ったが、大きな原因の一つとして、彼の事務所の経営が思わしくなかったことが挙げられていた。

 自身の活動に対して多くの負担を抱え、金銭的にも困窮する事態だったといわれていた。一見すると華やかな舞台にいる国際的人気俳優に見えていた彼も、心理的にも負担が大きく、先行きに不安を覚えていたようだ。

 当時の彼は事務所の経営不振と、父親の胃癌療養の介護が重なっていた。韓国社会でも家族の絆は、一般的な日本人の感覚では推し量れないほどのものがある。

 ヨンハの父は家族の長であり、韓国社会の一般常識からは、何としても父のために尽くしきらねばならない、濃くて深い関係である。弱っていく父親の介護、事務所の経営不振、スターとして保たねばならない生活水準などへの、心理的負担と経済的負担が重なった結果、心労で自殺に追い込まれたようだ。

KEYWORDS:

『韓流アイドルの深い闇』
金山 勲 (著)

 

薬物逮捕連発のBIGBANG、V.Iが性接待疑惑で引退。
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元KARAのク・ハラはリベンジポルノで脅迫騒動。
暴力団関係者から脅迫されたウォン・サンウ。
元巨人の趙成珉とその元女優チェ・ジンシルは自殺 etc……。

韓国芸能界に蔓延する麻薬、セックス、自殺、整形、反日、暴力団、兵役逃れ……。奴隷契約によって売れても地獄な韓流アイドルたちは、国費で育成されて日本をはじめとすす市場に“出荷”される“商品”である。彼ら彼女らの末路とは?

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金山 勲

かなやまいさお

1956年、在日韓国人二世として、大阪で生まれる。東京の大学在学中に、TV 番組制作会社でアルバイトし、その後日本の芸能プロダクションに勤務する。韓国取材で韓国芸能界との交流が生まれる。ある韓国人女性歌手の日本デビューの手助けを頼まれ、彼女の日本滞在中の面倒を見たことで独立し、韓国から芸能人を受け入れるための事務所をソウルと東京に開設。韓流ブームがあり、当時交流した芸能事務所の担当者たちが韓国内で様々なジャンルの芸能事務所の社長になっていることで、韓流タレントの招聘や韓流ドラマの輸入に携わる。


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  • 金山 勲
  • 2019.09.21