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今が見頃! 35000本咲き乱れる「小田原梅まつり」
梅の名所が生まれた歴史を紐解く!

小田原が梅の名所になったのは、「あの武将」が深く関わっていた。

 

曽我梅林で富士山を背景にして35000本の梅が咲き乱れる
「小田原梅まつり」が〜3月6日(日)まで開催中だ。
今年で46回目。早春の風物詩として、神奈川県内外から
集まった多くの見物客の目を楽しませている。

象徴である「市章」が梅の花である小田原市。
小田原と梅の出会いは、600年以上昔に遡る。

当時、小田原を居城としていた北条早雲(1432-1519)が
梅干しの薬効に注目。戦時用の保存食として城下に
梅の木を植えたのが、そのはじまりだという。
江戸時代、北条氏に代わり新たに小田原城主となった大久保氏も
梅の栽培を奨励し、急速に広がりをみせることになる。
やがて小田原は、箱根越えの拠点の宿場町となった時には
防腐・健康増進を担う「旅人の必需品」として梅干しが重宝された。

その後、地元の人々の努力が連綿と続き、
日本を代表する梅の名所となったのである。

期間中はイベントも開催。画像は2/11開催の流鏑馬の様子。

種類によって開花時期は異なるが例年より開花が早い今年は、
多くの梅が今週末にかけて見頃を迎える。

一足早い春の足音を感じるために、
「小田原梅まつり」へ出かけてみてはいかがだろうか。

●住所/神奈川県小田原市曽我別所282〜2016年3月23日(水)
●お問い合わせ/☎︎0120-142-029(お客様相談センター)
                       URL:http://www.onyasai.com

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