「松井秀喜」にみるスターの資質

上原投手も積み重ねてきた「姿勢」が評価を確固たるものにしてきた

――ちゃらんぽらんにしていないこと。

評価ってそういうものだと思います。

例えば松井(秀喜)さんを見ていればそれはすごく分かる。ジャイアンツ、ヤンキースという名門チームでプレーして、あれだけの実績を残しているのにもかかわらず、メディアに対してものすごくしっかりとした対応ができる。もちろん練習の取り組みは言わずもがなで、とにかくすごいものがあります。

僕はそういう松井さんの姿や、反対に実力はあるのにちゃらんぽらんな人というのを見てきて、評価される人って松井さんみたいな人なんだな、と思った。松井さんが監督やコーチから絶対的に信頼されるのって、そういうことを毎年、毎年ずっと積み重ねてきたからだと思います。

――なるほど……。シンプルですけどとても難しいことでもありますね。

すごく難しいことだけど、評価というものは姿勢の積み重ねなんじゃないかな。いま、野球界はスター不在って言われる時代ですけど、実力のある選手はたくさんいるわけですから、もう少し姿勢とか、そういうものにも敏感になってほしいという気持ちはありますね。


明日の第二十回の質問は「Q.20 日本球界、スター選手は現れるでしょうか?」です!