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高槻城の堀跡②

季節と時節でつづる戦国おりおり第366回

 前回に続き、高山右近時代の高槻城二の丸北側堀跡の発掘調査現地説明会の模様をお届けします。

 

 

 こちら、北西角から見た発掘現場。

 

 

 

 同じく、北西角。堀の内側の石垣とその裏込石(栗石)、それに石垣の基底部を支える木の杭がよく観察できます。

 右近が帰依したキリスト教カトリック教会のイエズス会。その宣教師は右近の高槻城を「水が満ちた広大な堀と城壁で囲まれていた」(『耶蘇会士日本通信』)と描写しました。これは二の丸だけでなく城下全体を包含する惣構の堀のことですが、本丸の前方を守る二の丸の堀は、それよりも巧緻な技術で固められていたことがよく分かる発掘調査現場でした。

 

 

 見学を終えて、城跡公園の高山右近さんと、

 

 高槻教会の高山右近さんにご挨拶。

 あ、ちなみに二の丸跡はこの後新文化施設が建てられるそうです。堀跡はその地下でふたたび眠るんですね。

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橋場 日月

はしば あきら

はしば・あきら/大阪府出身。古文書などの史料を駆使した独自のアプローチで、新たな史観を浮き彫りにする研究家兼作家。主な著作に『新説桶狭間合戦』(学研)、『地形で読み解く「真田三代」最強の秘密』(朝日新書)、『大判ビジュアル図解 大迫力!写真と絵でわかる日本史』(西東社)など。


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