【脳梗塞の出版局長】緊急入院していなければ、酷暑の夏〝心筋梗塞〟で死んでいたかもしれない !?【真柄弘継】連載第3回 |BEST TiMES(ベストタイムズ)

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【脳梗塞の出版局長】緊急入院していなければ、酷暑の夏〝心筋梗塞〟で死んでいたかもしれない !?【真柄弘継】連載第3回

【新連載】脳梗塞で半身不随になった出版局長の「 社会復帰までの陽気なリハビリ日記」163日間〈第3回〉


「まさかオレが!? 脳梗塞に!」ある日突然人生が一変。衝撃の事態に見舞われ仕事現場も大混乱!現役出版局長が綴った「半身不随から社会復帰するまでのリアル奮闘日記」。連載配信前から出版界ですでに話題に!だって名物営業マンですから!

誰もが発症の可能性がである「脳卒中」。実際に経験したものでないと分からない〝過酷な現実と絶望〟。将来の不安を抱えながらも、立ち直るべくスタートした地獄のリハビリ生活を、持ち前の陽気さと前向きな性格でもって日々実直に書き留めていったのが、このユーモラスな実録体験記である

リハビリで復活するまでの様子だけでなく、共に過ごしたセラピストや介護士たちとの交流、社会が抱える医療制度の問題、著者自身の生い立ちや仕事への関わり方まで。 克明に記された出来事の数々は、もしやそれって「明日は我が身!?」との声も!?  笑いあり涙ありの怒涛のリハビリ日記を連載で公開していく。

3回は「【脳梗塞の出版局長】緊急入院していなければ、酷暑の夏〝心筋梗塞〟で死んでいたかもしれない !?」

出版局長の明日はどっちだ!?  50代働き盛りのオッサンは必読!


脳梗塞発症前に撮影された健康だったときの「実は不健康だった」真柄氏(2025年4月撮影)

 

第3回

【脳梗塞】緊急入院していなければ、酷暑の夏〝心筋梗塞〟で死んでいたかもしれない!?

 

 

◆半身不随のリハビリ日記を書くきっかけ

 

①から⑤はこの日記を書くきっかけとなった友人たちへのラインです。

毎日リハビリ以外はすることがなく、一般社会との繋がりがほしくて友人たちへ近況報告をしていたのが始まりです。

その時のラインの文章をそのまま載せます。改行などラインの文章のままです。
8月16日土曜日から日記を毎日書くようになりました。

 

 

①7月13日日曜日

こんにちは。

リハビリ病院で日々リハビリしてます。

だいたいのスケジュールは、こんな感じです。

朝4時頃に目覚めて、しばらくぼぉっして、5時から自主練習を1時間みっちり。

6時になったら起床で部屋を出られるので、自由スペースでメールしたり、院内で知り合った人たちと朝の語らい。

7時から食堂で新聞読みなから8時の朝食待機。早いと8時40分からリハビリ始まるので、部屋に戻り歯磨き快便など。

リハビリは1日3時間を20分1単位で18時まで。

月水金はお風呂がリハビリの合間に入ります。

12時にランチ。

リハビリの合間は平日地方競馬、土日中央競馬。

18時夕食。20時くらいまで車椅子でフロアをぐるぐる。

21時頃に眠くなり就寝。

夜中はまだぐっすり眠れなくて、一時間二時間おきに目覚めます。

そして4時過ぎに起きちゃいます。

7月13日で発症から35日、リハビリ病院に転院して20日目。

リハビリは土日と言えど休みはありません。毎日あります。

脳梗塞の入院期間は6ヶ月ほどらしいです。

人生終盤戦で神様からもらった長い夏休みと思って、のんびり、けど日々一生懸命楽しくリハビリしてます。

いまの状態です。

 

 

②7月18日金曜日

発症41日目、転院24日目。

みなさん、辛いリハビリ頑張ってと応援してくださいます。
今日はリハビリについてわたしの思いを少々。

リハビリは辛いものというイメージは、どうしてできたのか?

たぶんトレーニングとリハビリを混同してるのでしょう。

トレーニングは更なる高みを目指し鍛えることですが、リハビリは機能停止(壊れたアレコレ)を修復していくのが目的。

だから、鍛えるというより、これまで出来た機能を呼び覚ます運動だから、然程辛くはないと思います。

けれど中にはトレーニングしている気分で辛く感じる人もいるのでしょう。

メンタルな面がポイントかなと思います。

わたしはリハビリで機能停止していた神経や筋肉が目覚めていくのが楽しく、辛いリハビリを耐えて頑張ってるとは決して思っていません。

頑張っているというより、楽しんでると思っていただけると嬉しいですね。

 

 

③8月4日月曜日

こんにちわ。

またしても勝手に私のリハビリ生活を一人語りして恐縮です。

実は8月1日に、元旦に救急車で入院した病院へ検査に行きました。

元旦の心臓での入院は、退院してから1月末に検診を受け、4月の検診を最後にあとは薬を近所の病院でもらえば良いとなっていたのですが、4月の検診で先生が念のためもう一度エコーしましょうとなり、8月1日に行きました。

途中、6月8日に脳梗塞になりましたが、リハビリ病院からでも来てくださいと言われたので行ってきました。

1月の時点では将来的にはペースメーカーを入れますとなっていましたが、今回の検査で思った以上に心臓が弱っており早めに心臓ペースメーカーとなりました。

この弱りかたは脳梗塞とは関係ないそうで、振り返ると1月に退院したあとも脳梗塞で入院するまでの間に、毎日歩くだけで息切れしてたので、重い身体を動かすだけで負担となっていたようです。

もし脳梗塞にならず、この酷暑の中を息切れしながら毎日動いていたら、もしかしたら不整脈で心不全となりパラダイスへ旅立っていたかもしれず、なんと運の良いことかと、いつもの自分に都合のよい解釈をしております。

脳梗塞になっても高次脳機能障害もなく、リハビリで健康的に体重も減り、心臓への負担も減って、まさにWinWinな関係です。

と、そんなこと言ってリハビリ頑張りすぎてタヒたらさーせん。長々とすみません。

結論としては、脳梗塞になったのは、生半可な気持ちでは治せなかった悪い生活習慣を、しっかりと治す機会を得られて幸運でした。

人生何が起きるか、なんともドラマチックな展開で面白いですね。

それでは、スリムになって再会できるよう、本日もリハビリライフを楽しんできます!

次のページリハビリ病院で過ごす患者の半分は「脳疾患」。そのほか病状は様々

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高市早苗著『アメリカ大統領の権力のすべて』

 

 

★初の女性新首相・高市早苗「政治家の原点」がここにある★

アメリカ大統領の権力のすべて』待望の新装重版

 

民主主義国家の政治をいかに動かし統治すべきか?

◎トランプ大統領と渡り合う対米外交術の極意とは?

★政治家・高市早苗が政治家を志した原点がここにある!

 

「日本は、国論分裂のままにいたずらに時間を食い、国家意志の決定と表明のタイミングの悪さや宣伝下手が災いし、結果的には世界トップ級の経済的貢献をし、汗も流したにもかかわらず、名誉を失うこととなった。

 納税者としては政治の要領の悪さがもどかしく悔しいかぎりである。

 私は「国力」というものの要件は経済力」、「軍事力」、そして「政治力」だと考えるが、これらの全てを備えた国家は、現在どこにも存在しない。

 (中略)

 そして日本では、疑いもなく政治力」がこれからのテーマである。

 「日本の政治に足りないものはなんだろう?」情報収集力? 国会の合議能力? 内閣の利害調整能力?  首相のメディア・アピール能力?  国民の権利を保証するマトモな選挙?  国民の参政意識やそれを育む教育制度?

 課題は随分ありそうだが、改革の糸口を探る上で、アメリカの政治システムはかなり参考になりそうだ。アメリカの政治にも問題は山とあるが、こと民主主義のプロセスについては、我々が謙虚に学ぶべき点が多いと思っている。

 (中略)

 本書では、行政府であるホワイトハウスにスポットを当てて同じテーマを追及した。「世界一強い男」が作られていく課程である大統領選挙の様子を描写することによって、大統領になりたい男や大統領になれた男たちの人間としての顔やフッーの国民が寄ってたかって国家の頂点に押し上げていく様をお伝えできるものになったと思う。 I hope you enjoy my book.」

(「はじめに」より抜粋)

 

◉大前研一氏、推薦!!

 「アメリカの大統領は単に米国の最高権力者であるばかりか、世界を支配する帝王となった。本書は、連邦議会立法調査官としてアメリカ政治の現場に接してきた高市さんが、その実態をわかりやすく解説している。」

 

ALL ABOUT THE U.S. PRESIDENTIAL POWER

How much do you know about the worlds’s most powerful person―the President of the United States of America? This is the way how he wins the Presidential election, and how he rules the White House, his mother country, and the World.

<著者略歴>

高市早苗(たかいち・さなえ)

1961年生まれ、奈良県出身。神戸大学経営学部卒業後、財団法人松下政経塾政治コース5年を修了。87年〜89年の間、パット•シュローダー連邦下院議員のもとで連邦議会立法調査官として働く。帰国後、亜細亜大学・日本経済短期大学専任教員に就任。テレビキャスター、政治評論家としても活躍。93年、第40回衆議院議員総選挙奈良県全県区から無所属で出馬し、初当選。96年に自由民主党に入党。2006年第1次安倍内閣で初入閣を果たす。12年、自由民主党政務調査会長女性として初めて就任。その後、自民党政権下で総務大臣、経済安全保障大臣を経験。2025年10月4日、自民党総裁選立候補3度目にして第29代自由民主党総裁になる。本書は1992年刊行『アメリカ大統領の権力のすべて』を新装重版したものである。

 

 

✴︎KKベストセラーズ「日本の総理大臣は語る」シリーズ✴︎

 

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真柄弘継

まがら ひろつぐ

現役出版局長

1966年丙午(ひのえうま)126日生まれ。

1988年(昭和63)に昭和最後の新卒として出版社に勤める。

以来、5つの出版社で販売、販売促進、編集、製作、広告の職務に従事して現在に至る。

出版一筋37年。業界の集まりでは様々な問題提起を行っている。

中でも書店問題では、町の本屋さんを守るため雑誌やネットなどのメディアで、いかにして紙の本の読者を増やすのか発信している。

 

2025年68日に脳梗塞を発症して半身不随の寝たきりとなる。

急性期病院16日間、回復期病院147日間、過酷なリハビリと自主トレーニング(103キロの体重が73キロに減量)で歩けるまで回復する。

入院期間の163日間はセラピスト、介護士、看護師、入院患者たちとの交流を日記に書き留めてきた。

自分自身が身体障害者となったことで、年間196万人の脳卒中患者たちや、その家族に向けてリハビリテーション病院の存在意義とリハビリの重要性を日記に書き記す。

また「転ばぬ先の杖」として、健康に過ごしている人たちへも、予防の大切さといざ脳卒中を発症した際の対処法を、リアルなリハビリの現場から当事者として警鐘を鳴らしている。

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