日中首脳会談、「互恵」推進で一致!高市首相、「香港やウイグル自治区の人権」で懸念も表明

高市早苗首相は31日午後5時すぎ、訪問先の韓国・慶州で、中国の習近平国家主席と初の首脳会談を行った。
会談後、首相の記者団への説明によると、両首脳は、日中双方の共通利益のために協力する「戦略的互恵関係」を包括的に推進することで一致。
「建設的かつ安定的な関係」を構築するという方針を確認し、首脳間対話を重ねる重要性の認識を共有したという。
一方、首相は習氏に対し、尖閣諸島を含む東シナ海での中国の海洋進出、中国当局によるレアアース(希土類)輸出管理や邦人拘束問題について懸念を伝達。
香港や新疆ウイグル自治区の人権問題についても深刻な懸念を表明したという。
文:BEST T!MES編集部
