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| 著 者 |
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檜山哲彦 |
| 定価(税5%) |
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\819 |
| ( 本体価格 |
: |
\780 ) |
| 判 型 |
: |
新書並製 |
| 刊 行 年 |
: |
2005.11.18 |
| ISBNコード |
: |
4-584-12101-X |
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明治以来、リートの歌詞を通して日本人にもなじみのあるドイツの詩に秘められたエロティックな意味を解き明かす傑作評論。ローレライ」「野ばら」「すみれ」「冬の旅」など、有名なリートの歌詞を多数取り上げています。 後半では、リートから離れて、ドイツの名高い詩人の愛とエロスをめぐる詩を鮮やかに読み解いていきます。全体として、日常のやさしいことばで語られた、愛の詩をめぐるエッセイとして、きわめて質の高い作品です。
ドイツといえば、お堅いイメージがいまだにつきまとう国ですが、実際は夢見る想像力の国です。文学もしかり。もともとの原語に潜むエロティックな含意を、明治・大正の教養主義は、薄めたり隠したりして、良家の子女が読んでも赤面しなくてすむように意図的に「誤訳」した、という側面も指摘できます。
本書では、詩を主な対象としていますが、全篇通して、恰好のドイツ文学案内にもなっています。 ゲーテ、ハイネ、ブレヒト、リルケ、シュトルム、アイヒェンドルフ、ヘルダーリン、ホフマンスタール、ケストナー、ギュンター・グラス、ヴィルヘルム・ミュラー、ゴットフリート・ベンなど、登場する詩人は、約20名。 言葉の力を再認識させてくれる本です。
〈目次〉1.歌うローレライ――髪のちから 声のちから 2.摘もうか 踏もうか 植えようか――花のいのちは短くて 3.ナイチンゲールと菩提樹と――恋をいろどる鳥の声 4.レモンの花咲くあの国へ――愛いろいろ 5.あい寄る白鳥 きしむ風見鶏――愛の無言歌 6.ざわめく菩提樹――さまよえる恋心 7.ともに臥所を――恋は異なもの あやういもの 8.風のなかの鳥のように――愛の歓び 愛のはかなさ 9.身体のうたう愛の歌――冷静と情熱 10.グレートヒェンは歌う――たましいの錬金術
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"檜山哲彦(ひやま てつひこ) 1952年生まれ。東京大学大学院修士課程独文学専攻修了。現在、東京芸術大学音楽学部教授、大学院音楽文芸専攻。専門はドイツ文学(とくに抒情詩)、ユダヤ文化論。朝日カルチャーセンター講師。著訳書に『ドイツ名詩選』(共編訳、岩波書店)、『シューマン歌曲対訳全集2,3』(音楽之友社)、『世界の歴史と文化ドイツ』(共著、新潮社)、『感覚変容のディアレクティク』(共著、平凡社)、『ユダヤ的〈知〉と現代』(共著、東京書籍)など、また句集に『壷天』(角川書店、俳人協会新人賞受賞)がある。"
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